先日、奇祭&温泉の旅行計画を立てていたら、温泉むすめなるものを発見しました。日本全国の有名な温泉地がキャラクター化されているようでして。最近は戦艦でも動物でも何でも擬人化される世の中なのですね。そして確信したのです。これは近い将来、奇祭の擬人化、「奇祭むすめ」もあり得るなと。氷瀑ちゃんや牛鬼ちゃん、ボゼ美など、妄想が止まりません。
どうも。奇祭ハンターのまっくです。というわけで全国の奇祭がキャラ化される未来に備え、独断と偏見で全国の都道府県からおすすめの奇祭を選び、「全国奇祭47リスト」を作成しました。暫定メンバーなので、順次更新していく予定です。あなたの押しフェスを見つけるのに役立ててもらえると幸いです。

(氷瀑祭り)
北海道 氷瀑祭り/天狗の火渡り(7月・9月)/イオマンテ/オッパイ山祭り/まりも祭り/北海へそ祭り

青森県 はげ頭吸盤綱引き/キリスト祭/おこもり/騎馬打毬
岩手県 すみつけ祭り/蘇民祭/大東大原水かけ祭り/チャグチャグ馬コ/あわしま・こんせい まぐわい祭/水しぎ/けんか七夕/鬼剣舞/又兵衛祭
宮城県 米川の水かぶり/石巻アンバサン/火伏せの虎舞/全国こけし祭り
秋田県 六郷の竹打ち/なまはげ柴灯祭り/天空の不夜城/牛乗り・蜘蛛舞/亡者踊り(西馬音内盆踊り)/飾山ばやし(角館祭り)/金澤八幡宮伝統掛唄大会
山形県 やや祭り/加勢鳥/人間将棋/小玉川熊祭り/化け物祭/日本一の芋煮会/豊烈神社の打毬
福島県 高田大俵引き/高柴デコ祭り(高柴ひょっとこ踊り・高柴七福神踊り)/相馬野馬追い/七日堂裸参り/飯坂けんか祭り/松明明かし/木幡の旗祭り/会津のかんしょ踊り

茨城県 マダラ鬼神祭/馬出し祭/小田祇園祭(大獅子VS神輿)/つく舞/タバンカ祭/大洗あんこう祭/古河提灯もみ/悪態祭り/西塩子の回り舞台(3年に一度)
栃木県 まゆ玉市/間々田のジャガマイタ/那須殺生石・御神火祭/御神酒頂戴式/山あげ祭/じかたまじない/ど田舎にしかた祭り/悪口祭り/強卵式
群馬県 鳥追い祭り(どんと焼き)/春駒祭り/湯かけ祭/吉井どろんこ祭り/渋川へそ祭/ヤッサ祭り/猿追い祭/老神温泉大蛇まつり

埼玉県 ジャランポン(葬式祭り)/平方のどろいんきょ/出来島あばれ祭り/甘酒こぼし(猪鼻の甘酒まつり)/脚折雨乞(4年に1回)/龍勢祭り
千葉県 髭なで祭/和良比はだか祭り(どろんこ祭り)/にらめっこおびしゃ/ばか面踊り(ばか面パレード)/馬出し祭/大原はだか祭/鬼来迎/芝山はにわ祭/大根祭り(あらい祭り)
東京都 雷の大般若/水止舞/佃島念仏踊り/錦糸町の河内音頭/新島の大踊/下平井の鳳凰の舞/東京花祭り/王子の狐行列
神奈川県 チャッキラコ/かなまら祭/笠懸/お札巻き/み霊祭り/面掛け行列/山北のお峰入り

(お熊甲祭)

(杵振り花馬祭り)
山梨県 一之瀬高橋の春駒/天津司の舞/おみゆきさん/お松引き(巨大松飾)/吉田の火祭り/藤切り祭/藤木の道祖神太鼓乗り/無生野の大念仏/安産祭り
長野県 御柱祭(次回は2029年)/野沢温泉の道祖神祭り/やきもち踊り/宮田祇園祭(あばれ神輿)/神明神社例大祭お舟祭り(天狗祭り)/松本かえる祭/御舟祭り/雨宮の御神事/和合の念仏踊り/奈良澤神社大例祭(大天狗の舞)/塩嶺御野立記念祭(日本一短い奇祭)/ささらすり/別所温泉の岳の幟
岐阜県 白川郷の春駒踊り/花奪い祭(六日祭)/燈籠祭り/下呂の田の神祭(豊作予祝祭)/手力の火祭り(4月・8月)/蛭川の竿振り花馬祭り/生きびな祭/ひんここ(春・秋)/郡上踊り/池ノ上みぞぎ祭り/乞食祭り/へぼ祭り/雨宮の神事芸能(3年に一度)


京都府 鞍馬の火祭り/法界寺裸踊り/玄武やすらい祭(やすらい花)/祇園祭あばれ観音/あがた祭り/一条百鬼夜行
大阪府 一夜官女祭/四天王寺どやどや/セルフ祭/やっさいほっさい/西小路天狗祭り
兵庫県 まいそう祭り/古式追儺式/男仮装花嫁行列/愛宕の火祭り/蛇供養/灘のけんか祭り/ネッティ相撲/一つ山(60年に一度)・三つ山(20年に一度)/魚吹の提灯祭り/阿万の風流大踊小踊、内膳の火踊り、弁天祭り(淡路島)
奈良県 おんだ祭/江包・大西のお綱祭り/砂かけ祭り/鎮花祭(はなしずめの祭り、薬祭り)/蓮華会・蛙飛び行事/十津川の大踊り
和歌山県 御燈祭り/雛流し/イノブータン王国建国祭/笑い祭/那智の火祭り(那智の扇祭り)/椎出鬼の舞

鳥取県 蛸舞式神事/若桜神社祭の本面/八朔祭(赤ちゃん泣き相撲)/わかさ祭り(若桜神社祭の本面、隔年)/因幡の麒麟獅子舞
島根県 墨つけとんど/萬歳楽/布施の山祭り(隔年)/ガッチ祭/津和野弥栄神社の鷺舞い/諸手船神事/ホーランエンヤ(10年に1度)/日原の裸神輿(水神輿、きてみん祭)/鷲原の暴れ神輿/布施の山祭り(隠岐)
岡山県 西大寺はだか祭/お船曳き/護法祭/素隠居(すいんきょ)/土下座祭り/べちゃ祭り(塩生神社秋例祭)/井原鬼祭り/白石踊/大宮踊
広島県 ベッチャー祭/久井はだか祭/三次物怪まつり/壬生の花田植え/管弦祭・玉取祭(厳島神社)/小屋浦のマッカ
山口県 闘鶏踊り/通くじら祭/山口七夕ちょうちん祭り/数方庭祭/柳井金魚提灯祭り/鷺舞い/狐の嫁入り/笑い講

(阿波踊り)

福岡県 大善寺玉垂宮の鬼夜/鷽替え・鬼すべ神事/玉取祭(玉せせり)/粥占祭/柳川のさげもん/泥打ち祭/門前真舞祭(太宰府まほろば衆)/こっぱげ面/久富の盆綱曳き(黒鬼)/臼かぶり/玉せせり/おしろい祭/きせる祭/田代の風流/感応楽
佐賀県 十八夜(どてまかしょ、ジャーモン)/小友祇園祭/伊万里トンテントン祭り(伊万里くんち)/どっちゃん祭/鹿島ガタリンピック/バルーンフェスタ/天衝舞浮立/取り追う祭(12月最初の卯の日の前夜)
長崎県 ヘトマト(五島列島)/ 観櫻火宴/脇岬ケンカ祭(脇岬祇園祭)/チャンココ(五島列島)/畳破り/大宝の砂打ち(砂鬼サントーラ)/みそ五郎祭り/平戸のジャンガラ/壱岐キンニャモニャ踊り(壱岐諸島)
熊本県 火振り神事/山王さん祭り/宮地岳かかし祭/植柳盆踊り/この宮踊り/山鹿灯籠祭り/火の神祭り/臼太鼓踊り/東方組太鼓踊り/なれなれなすび踊り
大分県 修正鬼会/別府の湯ぶっかけ祭り/姫島盆踊り/ケベス祭/諸田山神社御田植祭/ひょうたん祭り/木浦すみつけ祭り(隔年)/吉弘楽
宮崎県 日向ひょっとこ夏祭り/倉岡神社のハレハレ(隔年)/ヨイマカ祭り/五ケ瀬の荒踊
鹿児島県 くも合戦/市来の七夕踊/悪石島のボゼ/ヨッカブイ/仮面神メンドン(八朔太鼓踊り)/甑島のトシドン/与論十五夜踊り(与論島)/シチョガマ・平瀬マンカイ(奄美)/諸鈍シバヤ(奄美)/キトバレ踊り・テンテン踊り・ムチモレ踊り(奄美)/ソーメンガブー
沖縄県 サングヮチャー(平安座島)/パーントゥ・プナカ(宮古島)/ムシャーマ(波照間島)/那覇大綱引き(沖縄本島)/獅子神(シーシーガナシー)
「はじめての◯◯」あなたはこの丸の中にどんな言葉を思い浮かべますか?
あの有名テレビ番組や、アニメのエンディングテーマ、自分の青春時代の思い出が頭に浮かんだ方もいるのではないでしょうか。いつの時代も、何歳になっても「はじめて」っていいものです。
全国のお祭りには、はじめての体験や景色が見られるチャンスに溢れています。
そこで、編集部の私が、オマツリジャパンのライター陣に今年はじめてやってみたい事、行ってみたいお祭りについて聞いてみました!
伊豆生まれ伊豆育ち、お酒もお祭りも基本雑食(だけど生魚だけは食べられない)という寺川 芳雄さん。みんなからは親しみを込めて「よしをさん」と呼ばれています。
オマツリジャパン初期からライターとして活躍し、地元伊豆の名所や、福島県須賀川市の『松明あかし』、湯河原『灯りの祭典』のレポートなどフォトジェニックなお祭りを紹介していましたが、最近は「ふるさと祭り東京」でのくいだおれレポートや、自ら来訪神になる(前編、後編)など体を張った企画にも挑戦。
今年は「ちょっと船旅をしたいので離島の祭りに行き、現地で文献漁ったり謎の老婆に古くから伝わる童歌とか聞いて横溝正史ごっこをしたい」そうです。
「宮古島のパーントゥも行きたいけど、今行きたいのは小田原の湯かけ祭。かぶるなら泥より温かいのがいいよね。」と、今年も体当たりレポートへの期待が膨らみますね!
来訪神になるよしをさん
高円寺の阿波踊り連に加入し、ねぶたの跳人としてもお祭りを楽しむリエコさん。地元を愛する気持ちと、お祭りに関わる人たちへの積極的なインタビューに心が温まります。
そんなリエコさんは、「オマツリジャパンライターやサポーターの皆さんと『阿波おどり体験会』をやってみたい!」と意気込みを語ってくれました。リエコさんが所属している連の普段の練習を体験したり、鳴り物を触ってみたり、衣装を着てみたり、下駄を履いて踊ってみることで、体験したらお祭りが100倍楽しくなる、とナイスな提案。
この提案を受けて、オマツリジャパンサポーターで、3月に阿波踊り体験会が企画されています。この模様は後日改めてレポートしたいと思います。興味のある方はぜひご連絡ください!
そして、はじめて行ってみたいお祭りは「岐阜県の白鳥おどり」。岐阜在住で、毎年郡上踊りに行っている親戚から「白鳥おどりはどえれぇ(とても)激しいでぇ。りえちゃん、阿波おどりとかやっとるんやったら、こっちに行かなあかん」と勧めてくれたそうで、「郡上とのハシゴ」が決まったということです。
ネオン跳人と撮影するリエコさん
リエコさんの話を聞いて「阿波おどりを教わりたい、踊る阿呆になりたい!」と、今年はじめて体験したい事に手を挙げたのが、オマツリジャパンのコンテンツマスター、イケちゃん。
フジロックと阿波踊りが好きな2児の父親であるイケちゃんは、昨年のフジロックでがっつりと暴風雨に巻き込まれたものの、根性で現地から記事を書き上げました。
全国を飛び回りながらお祭りをレポートし、時には美女に鼻の下を伸ばしながらも、子供連れでお祭りに行くためのお役立ち情報を自ら発信。ライターの皆さんへのディレクションも担うイケちゃんの手によって、マツログの幅がグッと広がっています。
「天空の不夜城へ行って24メートルの灯篭を見てみたい」と語るイケちゃん。今年も僕たちが見たことのない景色を沢山見せてくれるのではないでしょうか?
イケちゃんと同じく、子供の視点を大切にしているじゅりさん。先日は子連れで行った、地元鳥越神社節分祭りの激しい戦いの様子をレポートしてくれました。
じゅりさんが今年トライしたいのは、鳥越祭で祭日限定の御朱印をいただくこと。「うそかえ」や上野東照宮春の牡丹祭りのカラフルな御朱印など期間限定モノも気になっているそうで、御朱印帳が活躍する1年になりそうですね。
はじめて行ってみたいお祭りは祇園祭。豪華な山鉾を見たいことを理由としてあげてくれましたが、その豪華さだけでなく、「邪気を払う山鉾の役割を、神々しいと思うか、恐ろしいと思うのか、はたまたなんとも思わないのか確かめてみたい」そうです。さあ、果たして感想はいかに。感動のレポートを楽しみにしています!
お祭りのレポートや、オススメのお祭りの紹介など記事のライティングに加えて、全国のお祭り情報の登録にも取り組んでいるMipoさん。
鳳蝶美成先生の盆踊り教室に通う、踊りが好きなMipoさんはオマツリジャパンの盆踊部にも所属しています。中野のパレードで、初めて踊った楽しさからハマった「黒石よされ」を本場青森で「ホッホッホ~って言いながら踊りたい」そうです。
本場に行くのはハードルが高いかな?と思うお祭りが体験できる機会も各地にあるかもしれません。
また、Mipoさんはオマツリジャパンの写真部と花火部にも入部しています。山形で開催される「赤川花火大会」を撮影し、赤川花火に包まれたいと思いを聞かせてくれました。
花火もさることながら、山形に行ったことがないことも理由の1つだそうです。まだ知らない地域に触れられることもお祭りの魅力ですね!
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オマツリジャパン写真部の部長で、現場への潜入力と臨場感ある写真が魅力のNaraiさん。先日は冬の海にも突入し、レポートを届けてくれました。
趣味でカメラを始めてからお祭り撮影にハマり、そこからお祭りに興味を持ったというNaraiさんは祭りに関わる人たちの思いを丁寧に描きます。
秩父の夜祭りレポート(前編、後編)での、迫力満点の写真に加え現地の方々の「祭りの心」を描く描写をぜひご覧ください。
そんなNaraiさんが今年はじめてやってみたいことは、「秩父屋台の太鼓部屋への潜入」。隠された場所は覗いてみたくなるのが人というもの、というジャーナリスト精神を垣間見せています。
はじめて行ってみたいお祭りは「奥三河地方の花祭り」。毎年11月から3月上旬にかけて、郡内15ヵ所の地区で盛大に開催されることから、「一度行ったらハマりそうで、奥が深く全貌を掴むのはかなり難しそうなので、まずは一度行って体感してみたい」そうです。
Naraiさん撮影の秩父夜祭、宵宮でのギリ回しの一コマ
最後にオマツリジャパン代表の優ちゃんこと、加藤優子に聞いてみたところ、「お祭りを盛り上げる重要な役割なので、笛、太鼓、鐘などのお囃子をぜひ体験してみたい!」とお祭り好きならではの視点でやりたいことを語ってくれました。
また、「東北のお祭り巡りなど、みんなで行ったらたのしそうだから!」という理由で、キャンピングカーでのお祭り巡りをしたいという願望も教えてくれました。
ひょっとしたらオマツリジャパン主催のキャンピングカーで行くお祭り巡りが実現するかも!?
さあ、皆さんの「はじめてやってみたい」はここにありましたか?今年も、マツログでは面白いお祭りを沢山ご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね!
え、お前のはじめてやってみたい事は何かって?
僕はこの記事(閲覧注意!)を読んで、オマツリジャパン編集部に入りたいな~と思ったのです。今年こそは、かなまら祭りに行きたいぜ!
いろいろあった2018年、オマツリジャパンのスタッフがが勝手に選ぶお祭り総集編ベスト5!ユネスコ無形文化遺産登録など、世界に認められる日本の伝統が詰まった「山車」のお祭りをまとめました!

16世紀後半から続く歴史の重み、屋台の芸術性の高さ、高山の街並みとの組み合わせ、どこを切り取っても一級品の山車のお祭り。春の「山王祭」と秋の「八幡祭」の総称を高山祭といいます。
多くの職人の匠の技を集結させた祭屋台が魅力で、高山の街並みや自然の中を美しい朱色の屋台が優雅に進む様子に魅了されます。祭屋台では綱方という人形の操り師が、何本もの糸を使ってからくり人形を操り観客の目を楽しませてくれます。夜は100個もの提灯の明かりに照らされとても幻想的です。
開催:春の祭り4月14日、15日・秋の祭り10月9日、10日
場所:岐阜県高山市
神社:日枝神社・桜山八幡宮

引用:wikipedia
13台の車山(やま)それぞれに装備された精巧なからくり奉納は必見。
5トンの車山の前輪を人力で持ち上げて方向転換する「どんでん」は迫力満点!夜は365個の提灯が灯され、幻想的な雰囲気に。
国の重要無形民俗文化財に指定されており、寛永12年(1635年)から毎年開催されている歴史ある祭りです。山車全てで行われる江戸時代から伝わる人形で披露される、「奉納からくり人形」は全国でもここでしか見られません。特に「どんでん」は必見で、男衆が息を合わせて重さ5トンの車山を担ぎ上げる瞬間は思わず息をのむほどダイナミックです。
夜になると、提灯に灯された幻想的な車山と「どんでん」の激しさで、昼とは全く違った情景が楽しめます。
開催:毎年4月の第1土、日曜日
場所:愛知県犬山市
神社:針綱神社
「でか山」という名に恥じない、高さ12メートル、重さ20トンという圧倒的なデカさを誇る山車が3台引き回される。
ユネスコの無形文化遺産でありながら、観客が誰でも自由に引き回しに参加できるという、ハードルの低さも魅力的。
巨大な山車が特徴で、狭い路地、道路上の看板や建物すれすれに曳き回す様子は、観衆も思わず拍手喝采してしまうほど見事です。
最大の見どころは、巨大な山車を90度方向転換させる「辻廻し」です。
昔ながらのテコの原理で、前輪を持ち上げでか山が揺れ動く様子は大迫力です。
大人も子供も参加できるので、見ているだけでは味わえない楽しさがあります。
綱を引っ張るので軍手の用意は必須!
開催:毎年5月3日〜5日
場所:石川県七尾市市街地中心部
神社:大地主神社

曳き手が海に浸かるまで、5輌の山車を波打ち際ギリギリまで曳き下ろす「海浜曳き下ろし」が特徴的な祭り。
曳き下ろし前に行われる、威勢のいい掛け声とともに山車に綱を締め直す儀式の「棒締め」も、海沿いの地域の祭らしさを感じるポイント!
神社の祭神でもある神武天皇が海から亀先の地に上陸したことに由来して、浜辺でのお祭りが始まったとされています。
山車が海に入水する前に、男衆が威勢良くかけ声をあげながら水際で方向を変え、波打ち際を曳き回す姿は大迫力です。
豪華な幕や彫刻で飾られた山車が海辺に5台揃うと、「海辺に華が咲いたようだ」と讃えられているそうです。
海沿いの町らしい棒締音頭に合わせて、若者数人が力を込めて締め上げる棒締めの儀式も必見です。
開催:毎年5月3日、4日
場所:愛知県半田市
神社:神前神社

30台近い山車が曳き回される。曳き回し中に山車と山車が出会うと、山車の上部だけをくるりと回して正面を向き合い、お囃子の競い合いを行う「曳っかわせ」が行われる。交差点で4台、5台の山車が出会う曳っかわせは垂涎もの。
茨城県の石岡、千葉県の佐原と並び、関東三大山車祭りと言われています。小江戸と呼ばれ伝統的な蔵の町並みが残る通りを、30台近い山車が曳き回されます。職人技が込められた江戸風の豪華な山車の人形もみどころです。
夜の「曳っかわせ」は見もので、町の各交差点の至る所で繰り広げられるお囃子(笛、太鼓、踊り)の競演は、最高潮に盛り上がります。
開催:毎年10月の第3土、日曜日
場所:埼玉県川越市
神社:氷川神社