どうも。奇祭ハンターのまっくです。今回は、実は2月が旬!冬の祭りの「華」ともいえる裸祭りを大特集。「やっぱ男は顔より体よ、筋肉よ!」という方は必見です。
大勢の裸体の漢たちが密集するその性格から、オミクロン株の感染流行の真っ只中で、次々と中止や縮小に追い込まれる今年の裸祭り。しかぁし、そんな時だからこそしっかりと「裸祭り」の基本をこの辺で概観しておこうじゃないか。今回は全国から数ある「裸祭り」を
➀超王道の3選
➁変わり種の3選
➂その他16選
に分類して紹介するゾ。さぁ、それでは行ってみよう!
ここでは、その規模と知名度から「日本三大祭り」(全俺調べ)と呼んでも差し支えないであろう「裸祭り」を3つ厳選して紹介します。なお3つとも開催時期は2月で(※蘇民祭は旧暦の関係で1月開催となる場合あり)、すべて日本三大奇祭の異名を持っています。
キャッチコピーは「裸の男と炎の祭」。災厄を払い、五穀豊穣を願う裸参りに始まり、柴燈木登(ひたきのぼり)、別当登(べっとうのぼり)、鬼子登(おにごのぼり)と夜を徹した催しが続きますが、何といっても祭のクライマックスは翌早暁にかけて繰り広げられる蘇民袋の争奪戦。厳寒をものともせず裸の男達のエネルギーが激しくぶつかり合う様が見所です。
その起源は、貧しい蘇民将来が牛頭天王(スサノオノミコト)から厄除けの加護を受ける岩手県の説話が由来ともされています。黒石寺のものが最もメジャーですが、蘇民祭そのものは岩手県内の複数の地域で行われています。
■日時:旧暦正月7日夜~翌早暁 ※2022年は中止
■場所:妙見山黒石寺
■交通:水沢江刺駅、水沢駅発着の臨時バスが運行
■詳細:奥州市公式ホームページ「黒石寺蘇民祭とは」
はだか祭の撮れ高です。
取り急ぎ速報で。
#国府宮はだか祭り pic.twitter.com/aAPtvLClst— miya (@miyalux) February 17, 2019
正式名称は「儺追神事」(なおいしんじ)。寺ではなく神社で行う「裸祭り」。祈祷と神籖によって選ばれた一人の儺負人(神男)を巡り、8000人の裸男たちが肉弾相打つアツい揉み合いを展開しますが、これは、神男に触れると厄落としができるという信仰があるからです。祭りの起源は767年、称徳天皇が悪疫退散の祈祷を全国の国分寺に命じたことがキッカケという、古き伝統ある奇祭です。
■日時:旧正月13日 ※2022年は中止
■場所:国府宮(尾張大國霊神社)
■交通:名鉄本線「国府宮駅」北口より徒歩3分、JR東海道本線「稲沢駅」徒歩15分
■詳細:尾張大國霊神社 国府宮ホームページ「はだか祭」
キャッチコピーは「500年以上続く天下の奇祭」で、日本三大奇祭の一つとも。厳冬の深夜、西大寺観音院の本堂 御福窓(ごふくまど)から投下される2本の宝木(しんぎ)をめぐって、約1万人のまわしを締めた裸の男たちが激しい「宝木争奪戦」を繰り広げます。宝木を取った勇者は福男と呼ばれ、福が得られると言われています。例年であれば少年はだか、女性はだか、奉納演舞、会陽冬花火、露店の出店などもあります。
■日時:2022年2月19日(毎年2月第三土曜)※2022年は関係者のみで実施
■場所:西大寺観音院
■交通:JR西大寺駅から徒歩約10分
■詳細:西大寺ホームページ「会陽(えよう)-裸祭」
集まる裸男たちの数でいうと上記で挙げた3つが強豪であることは間違いないのですが、ここではその一癖ある特色から推したい異色の裸祭りを3つ紹介します。
「奉納相撲」に始まり、新婚女性二人による羽根つきを挟んだ後、藁玉を奪い合う「玉せせり」、豊作か大漁を占う「綱引き」と、青年団と消防団の2チームに分かれた裸男たちによる三本勝負が行われます。フィナーレで「大草鞋」に女子を乗せて胴上げしながら奉納するのが一番の見所なうえに、裸男たちが「ヘグラ」と呼ばれるススを体に塗りつけるのも特徴的。
ヘンテコな種目数の多さと謎さ加減でメジャーな奇祭ですが、「裸祭り」の最も原初的な形態(オリジン)を残した祭りとも言えるかもしれませんね。
■日時:毎年1月第三日曜
■場所:長崎県五島市下崎山地区
■交通:JR「長崎駅」から徒歩15分「長崎港」~高速船約1時間25分「福江港」~車約15分もしくはバス約15分「崎山」~徒歩10分
惑星直列的奇跡だと勝手に思っていたw、3月7日(土)の「浦佐毘沙門堂裸押合大祭」からの、翌日8日(日)栃尾の「ほだれ祭」というまわしが、残念ながら両方とも中止に!
む、無念・・・(´;ω;`)次回土日で回せるのは2026年の予定だゴン!
わすれずに~(;_;)/~~~ pic.twitter.com/6SQviSpuHK— えちゴン (@echi_gon) February 27, 2020
上半身裸の男衆が「サンヨー、サンヨ!」の掛け声と共に押合い、一段高い所に祀ってある毘沙門天を誰よりも早く、近くで参拝しようと押し合う奇祭。我先に毘沙門天を拝もうと集まり始め、多くの民衆が押合い始めたのがきっかけなのだとか。重さ約30kgの大ローソクを持ち運ぶことから別名「大ローソク祭り」とも言われています。また、近日に開催される「ほだれ祭」も併せて要チェックです。
■日時:2022年3月5日(毎年3月第一土曜夜)※2022年は神事のみ開催
■場所:越後浦佐毘沙門堂 普光寺
■交通:JR上越線「浦佐駅」より徒歩5分
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地元で「タコさん」「蛸(たこ)大明神」として親しまれる神社で開催。境内にある舞堂(まいどう)で、裸男たちがワラで作った蛸を掲げる男を担ぎ上げ、蛸の舞いを演じた後、丸梁(まるはり)に抱きついた主役を下から大勢でクルクルと回転させる奇祭。回転の際、主役の裸男は股間を強打するので大ダメージを食らう。
その昔、速玉男命が和歌山県の熊野灘で遭難した際、大蛸に助けられて無事に吉備国(きびのくに)へと上陸。その後、この地を訪れたという故事にちなんでいるのが由来だとか。
■日時:毎年10月第三日曜
■場所:福岡神社
■交通:JR伯耆溝口駅から車で20分
ここからは全国各地の「裸祭り」を一挙にゴバっと網羅。大別すれば、荒修行や寒中稽古のような禊(文字通り水に流す)としての修行要素が強いもの、その年の吉凶を占ったり、福男を決めたりする年占の要素が強いものの二系統に分かれると言えるでしょうか。また厳密には裸祭りとは由来が異なる水祝なども併せて紹介します。
毎年正月の1月2日、春日神社(高知県大月町)で開催。裸ではなく浴衣姿の若者たちが海水をかぶるたび、見物客から歓声が上がる。約350年前の大火事がきっかけで始まった防火祈願の正月行事。
毎年1月3日に筥崎宮社(福岡県)で開催。幸運を授かるといわれる木製の玉をめぐって裸男たちが勢い水を浴びながら、激しい争奪戦を繰り広げます。玉取祭とも。
毎年1月7日に、福満虚空藏菩薩圓藏寺(福島県柳津町)の本堂で開催。午後8時30分の一番鐘の音を合図に下帯ひとつの裸男たちが113段の石段を駆け上がり、堂内にある麻縄をよじ登ります。男性であれば年齢問わず参加OK。
■お祭り開催情報のページはこちら
毎年1月20日に、八坂神社(熊本県上津深江)で開催。神事の後、ほら貝の合図で裸男たち30人が朱塗りの御輿を担いだまま冷たい海に飛び込みます。その昔、山伏が海でみそぎをして病魔を退散させたのが始まりなんだとか。
毎年2月3日に、宝光院(ひだりめ不動、岐阜県大垣市野口)で開催。不動尊の御布札を身にまとった心男を中心に、裸男たちが杭瀬川の流れで厄をはらう「みそぎ川渡り」を行います。
毎年2月の第3土曜に開催される久井稲生神社で開催される広島県唯一の裸祭り。無病息災を願って300余名の裸男たちが2本の御福木を奪い合います。
毎年2月11日に、大原商店街(岩手県一関市大東町大原)ほかで開催。厄年の裸男たちが町中を走り抜け、桶を持って待ち構えた人々に水を浴びせかける火伏せの祭り。
■お祭り開催情報のページはこちら
毎年2月11日、新潟県魚沼で開催。猿田彦、天鈿女命、山伏、神官、巫女、婿、裃を着た雑色が町内をねり歩いた後、婿が御神水を頭から掛けてもらう「水祝の儀」を行います。うまいもの市やはと市も同時開催。
雪中花水祝 https://t.co/C0bSKkoKqg pic.twitter.com/0wEotq5BsM
— 三友組 (@mitomogumi310) February 11, 2019
毎年7月15日、八雲神社(三重県河芸町一色地内)で開催。ふんどし姿の裸男たちが3回もみ合い、最後は直径90cmほどの「たんぼざる」を奪い合い、豊漁と安穏無事を祈願します。
毎年7月第4日曜、猪鼻熊野神社(埼玉県秩父市)で開催。ふんどし姿の裸男たちが甘酒を掛け合う奇祭。
毎年9月23・24日に、千葉県のいすみ市(旧大原町)で開催。23日には十数基もの神輿が太平洋に突進しもみあい投げる「汐ふみ」を行い、24日には18基の神輿が2基並んで大原小学校の校庭で競争する「大別れ式」を行います。関東三大奇祭とも。
旧暦8月10日直前の土・日曜、矢奈比賣神社(見付天神社、静岡県磐田市)で開催。浜辺で身体を清める「浜ごり」や腰蓑を着けた裸男たちが狂喜乱舞する「鬼踊り」が行われます。
毎年9月の最終土曜に、若宮八幡宮(群馬県みなかみ町)で開催。ふんどし姿の若い裸男たちが「ヤッサ、ジンジューロー」の掛け声で境内を練り歩いた後、本殿を廻り、最後に本殿によじ登って鈴の縄を切ります。
毎年9月下旬または10月上旬の土曜日に、七久里神社(長野県飯田市山本)で開催。裸の青年が大桶を頭上で振りながら、三国煙火の火の粉の下で舞います。南北朝時代、南朝の宗良親王を慰めるために始まった鎮魂祭なのだとか。
毎年11月3日、熊野神社(兵庫県丹波市)で開催。子ども相撲の奉納や裸奉納のほか、こけら御供や福引餅まきが行われます。
毎年12月31日~1月1日、諏訪神社(秋田県一日市)で開催。冷水で水ごりをして体を清めた裸男たちが元旦除夜の鐘を合図に樽御輿を担ぎ、町内の各神社を参詣します。昔の修験者の荒修行の名残ともいわれています。
岩手県北上市に「鬼の館」という興味深い名前の施設がある。
読んで字のごとく鬼の住処でもあるのだろうか?とゾクゾクする。実際は世界中の鬼の仮面が集められ展示されている博物館のようだ。
非常に多様な鬼という存在に対して、どのように全体像を描くのか?とても気になる。「虎の皮のパンツを履き、赤い顔をして角が生えている」という多くの人が抱いているイメージとは似ても似つかない鬼の姿もあるのだ。
今回は日本全国でも珍しい鬼の博物館があると聞いて興味を持ち、現地に行ってきた。皆さんもぜひ、鬼の奥深い魅力に浸っていただきたい。
鬼の館は北上市の江釣子駅から徒歩50分ほどの場所にある。駅からとても遠いので、車でのアクセスがおすすめだ。バスは北上駅から月・水・木曜日のみ運行している。直線的で堂々とした建物が見えてきたら、鬼の館に到着だ。
まず入り口を入ると、巨大な鬼面がどかーん!と置いてあって、圧倒される。これは「鬼剣舞(おにけんばい)」という民俗芸能に使われる鬼面である。鬼剣舞は北上市和賀町岩崎発祥の芸能で、角のない鬼面を使い悪霊退散や五穀豊穣を願って踊るのが特徴だ。その周りにも小さな鬼面がたくさん飾られている。
※鬼剣舞についての詳しいレポートはこちら!
さて、この巨大な鬼面があるフロアで入場料を500円払うと、ここから奥の展示空間に進むことができる。黒くて堅固な門を見ているだけで身震いする。この先には何があるのだろうか。
この先には真っ暗な空間が広がり、鬼のイメージ動画(7分)が見られるようになっていた。映像の内容は来てからのお楽しみということにして、次の展示に進もう。
***
暗い空間を抜けると、鬼面、絵画、写真など様々なビジュアルが飛び込んでくる。これは全部、鬼にまつわる展示だ。例えば、中央の眉毛が太くて目の大きい鬼は鹿児島の「弥五郎どん」という名前の鬼である。秋祭りには4.85mの大人形として登場するそうだ。このような鬼が出てきたら想像するだけで恐ろしい。ここでは、ビジュアルだけでなく、看板や柱などに展示解説が書かれているので、読んでみるとさらに理解が深まるだろう。
こちらのコーナーでは、地図とともに、日本全国の鬼が一覧で見られるようになっている。鬼ってこんなに種類あったの?と驚く方も多いだろう。アマハゲとナマハゲとか、似ているけど少し違うという鬼もある。北から南まで、日本の様々なところで鬼伝説が息づいており、民俗芸能や年中行事などの形で今に伝わっているのだ。
日本地図で確認した鬼は、データだけじゃなくて、きちんと鬼面を展示してある。なかなかこれだけの鬼面を一箇所に揃えるのは難しいだろう。例えば、右上にある島根県の石見神楽の面や、左にある愛媛県宇和島に伝わる緑色の牛鬼などとても迫力を感じるものもある。
このように耳が細長い鬼もいるようだ!これらは「修正鬼会(しゅしょうおにえ)」という大分県の旧正月の法会に仏の化身として登場する鬼とのこと。
鬼は邪悪な対象として追われるものと考えられる一方、地方においてはかえって悪を追う強い力を持つ者として迎えられていることも多いとのこと。鬼の面白さは単に悪者なのではなく、善者としての側面があり、だからこそこれだけ多様な鬼の文化があるということを知れた。
世界の鬼の類もたくさん展示されている。
こちらはインドネシアの聖獣バロン。光(生)を司るとされる聖獣だ。一方でこれと戦う魔女ランダは闇(死)を司るようで、両者は昼と夜があるように、戦いに決着がつかないとのこと。これは日本の神や鬼概念を考える大きな手がかりにもなるような、日本と世界との繋がりまでも感じられる展示となっている。
こんな鬼面もあるらしい。鼻に裸の人間がしがみついている!しかも左右で顔の色が違う。メキシコの悪魔とのこと。世界は広いなと改めて実感した。
さあ、展示も終盤。日本や世界の鬼たちにたくさん驚かされてから、足元を見るとどんな鬼の世界が見えてくるのだろう。地元の北上市の鬼についても紹介されている。鬼が出現する背景から、朝廷と蝦夷と攻防の流れといった歴史的背景の知識まで詳しく知ることができるようになっている。
こちらがはじめの方でご紹介した岩手県の鬼剣舞の展示。ここでは、いかめしい鬼のような表情の面をつけた仏の化身が登場する。北上市周辺の鬼剣舞は鬼の館にも近い岩崎地区が源流とも言われており、鬼の館の野外広場にて演舞を行う団体もあるようだ。ぜひ、鬼の館のホームページを確認するか電話などで問い合わせてから、訪れてみるのも良いだろう。
最後にそもそも鬼とは何か?を詳しく解説した展示がある。鬼という漢字の成り立ちから、鬼の定義、鬼の1日まで、鬼の基本的な知識を得ることができる。
このように、鬼の館は日本全国・世界の鬼から、地元北上市の鬼まで幅広く展示・紹介している博物館だ。解説は普段読まないという方でも鬼面をたくさん眺めるだけで楽しめるし、逆に鬼について詳しく知りたいという方にでも満足できる場所であると感じた。
鬼について知りたいと思ったら、まず日本全国でも珍しい鬼の博物館「鬼の館」を訪れてみてはいかがだろうか。きっと新しい発見があるだろう。
<岩手県北上市「鬼の館」の基本情報>
●住所
〒024-0321 岩手県北上市和賀町岩崎16地割131番地
●アクセス方法
JR北上駅より車で約20分
東北自動車道北上江釣子ICより車で約15分
秋田自動車道北上西ICより車で約15分
●開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
●休館日
・12月1日から翌年3月31日までの
(1)毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
(2)祝日の翌日(土日及び(1)の休館日の場合はその翌日)
・臨時休館日(5月25日・8月31日)
・館内整理日(11月27日~11月30日)
・年末年始(12月28日から1月4日)
●入館料
一般 500円
高校生 240円
小中学生 170円
五輪に向けて全国の都道府県が注目を浴びる昨今、オマツリジャパンではその土地土地のご当地グルメとお祭りにフォーカスし、食べた感想やお祭りのご紹介をお届けします。
こちらの記事では、マツログに掲載された記事を毎週まとめてご紹介。
この機会に全国各地の定番グルメや有名なお祭りはもちろん、地元の方しか知らないレアなお祭りやグルメ情報をゲットしましょう!
※2021年6月21日現在の情報です。各情報は変更となる場合がありますので、詳細は公式サイト等でご確認ください。
《北海道・東北エリア スケジュール》
1 . 福島県 3月25日(木)~27日(土)
35 . 山形県 6月6日(日)~7日(月)
36 . 秋田県 6月8日(火)~9日(水)
37 . 青森県 6月10日(木)~11日(金)
38 . 北海道 6月13日(日)~14日(月)
39 . 岩手県 6月16日(水)~18日(金)
40 . 宮城県 6月19日(土)~21日(月)
■福島土産の定番!「ままどおる」
福島県郡山市の菓子メーカー・である三万石が製造している「ままどおる」。福島県へ旅行へ行った人や、地元である福島県から帰省した人から、お土産でもらったことがある人も多いのではないでしょうか?
バターを使用した皮でミルク味のあんを包み込んだ焼き菓子は、ずっと変わらない優しい味わいで、福島土産の定番です。
福島土産の定番「ままどおる」はママの味!実食レポ〈ご当地グルメ×祭〉
■ままどおるのふるさと「郡山」のお祭りは?
郡山市最大の夏祭り「郡山うねめまつり」は、奈良時代のうねめ(宮中の女官)伝説にちなんだお祭りです。
例年8月上旬に開催され、夏の風物詩として郡山市民に親しまれています。
まつりのメインは、日本最大級の「うねめ太鼓」の響きが街を揺らすうねめ踊り流しです。
趣向を凝らした衣装に身をつつんだ約6,000人の市民が参加し、大変な賑わいとなります。
■世界No.1の称号受賞!二本松の日本酒「奥の松」
福島県二本松市の酒蔵「奥の松酒造」。こちらの酒造、なんとインターナショナル・ワインチャレンジ2018で、「あだたら吟醸」が世界No.1の称号である”チャンピオン・サケ”を獲得したことがあるんだとか!この「奥の松酒造」が手掛ける「奥の松 純米大吟醸 スパークリング」は、お酒な苦手な人はもちろん、日本酒好きにも好まれるスッキリとした上品な味です。
福島の日本酒「奥の松」ってどんな味?実食レポ<ご当地グルメ×祭>
■奥の松のふるさと「二本松」のお祭りは?
福島県二本松市のお祭りと言えば「二本松の提灯祭り」です。
10月上旬に行われるお祭りで、宵祭り、本祭り、後祭りの3日間にて開催。7台の太鼓台と呼ばれる山車に、約300個の鈴なり提灯を灯し市内を練り歩く勇壮なお祭りです!
秋の闇夜の中に浮かび上がる2千個以上の紅提灯は、言葉に表せないほど幻想的な光景です。
二本松のちょうちん祭りで味わう!情緒溢れる秋夜に浮かぶ紅提灯
■会津のヨーグルトリキュール「スノードロップ」
福島県会津坂下町の酒蔵「曙酒造」と同じく福島県会津坂下町にある「会津中央乳業」とのコラボして出来上がったのが「スノードロップ」です。
曙酒造を代表する日本酒である「天明」の純米酒と、会津中央乳業の「飲むヨーグルト」を調合した日本酒ベースのリキュールです。濃厚でしっかりコクのあるヨーグルトリキュールは、まさに飲むヨーグルトそのまんまの味となっています。
福島のヨーグルトリキュール「スノードロップ」を実飲レポ!<ご当地グルメ×祭>
■スノードロップのふるさと「会津地方」のお祭りは?
会津地方のお祭りと言えば「会津田島祗園祭」です。
毎年7月2日~24日に行われる伝統あるお祭りで、古式ゆかしく、華やかな夏祭りです。
祭り2日目の7月23日には七行器(ななほかい)行列が行われ、女性は花嫁姿、男性は袴姿で登場。
神様にお供えする七つのお供え物とともに花嫁行列が続く様子は、とても華やかで、目を奪われます!
「会津田島祇園祭の魅力紹介!日本一の花嫁行列に参加できる⁉︎」レポート記事はこちら
■秋田のB級グルメ「横手やきそば」をお家でつくろう!
B-1グランプリで優勝に輝いたこともある秋田のB級グルメ「横手やきそば」。味付けにはウスターソースが使われ、甘めの仕上がり。麺は茹で麺が用いられ、目玉焼きがドーンと鎮座しています。福神漬けが添えられていることも横手やきそばの特徴の一つです。
お土産用のインスタントやきそばでその味を再現しました。
秋田のB級グルメ「横手やきそば」をお家でつくろう!その特徴とは?
■秋田のご当地パン「アベックトースト」「粒あんグッディ」
秋田県秋田市に本社を置くご当地パン屋さん「たけや製パン」では、「アベックトースト」や「粒あんグッディ」をはじめ、「バナナボート」や「学生調理」などユニークな名前のパンがあることで知られ、地元で愛されているパン屋さん。今回は「アベックトースト」や「粒あんグッディ」をご紹介!一度食べて二度おいしいそのパンの味は?
秋田のご当地パン「アベックトースト」「粒あんグッディ」。そのお味は?
■横手の雪まつり(かまくら・ぼんでん)
横手やきそばが生まれた横手市では、毎年2月に横手の雪まつりが行われています!このお祭りの特徴は動と静。動に当たる「ぼんでん」は、5メートルもある丸太の先に、しめ縄や動物など色彩豊かな飾りが掲げられた幣束のことを言います。このぼんでんの頭飾りの見事さを競い合うコンクールや、街のはずれの山頂にある神社目掛けて競争をする梵天奉納祭は見どころです!
ジョヤサー、ジョヤサ!豪華な頭飾りを競い合う「横手のぼんでん」レポートはこちら
この他にも秋田県には、美味しいものと、面白いお祭りがたくさん!詳しくはマツログの記事をチェック!
■青森のラーメンの特徴はあの魚!名物「煮干しラーメン」をお家でつくろう!
「煮干しラーメン」はラーメン通の間では知られたもの!その中でもオススメな煮干しをふんだんに使ったスープに麺が絡む至福のラーメンが青森にはあります。その味をレトルトラーメンで再現。鼻の奥に抜ける煮干しの香り!スープには豚骨も使われており、煮干しと合わさってのコクが良く、いつまでも飲んでいたくなります!また麺はしっかり目で小麦の香りを楽しめるものになっており、スープとの絡みも抜群。お試しいただきたい一品です。
青森のラーメンの特徴はあの魚!名物「煮干しラーメン」をお家でつくろう!
■インスタント麺でも大満足!味噌カレー牛乳ラーメンの味は?
朝からラーメンを食べるという青森市民が愛する、青森市のB級グルメ「味噌カレーバター牛乳ラーメン」。カレーの風味とバターのコク、ピリッと辛さが美味しい!麺ももっちりしてスープとの相性も抜群です。カップ麺だけでなく袋麺も発売されていてその人気ぶりがうかがえます。それぞれを実食。どっちが美味しい??
青森市のB級グルメ「味噌カレーバター牛乳ラーメン」っていったい何?実食レポ
■青森県民の血が「じゃわめぐ」青森ねぶた祭
青森ねぶた祭は毎年200万人以上を動員する東北の三大祭りに名を連ねる大人気のお祭りです。歌舞伎や神話を題材にした5mものねぶたがダイナミックに街を練り歩くきます。各ねぶたにはハネトと呼ばれる踊り手が集結。「ラッセラー」の掛け声と共に祭りを盛り上げます。
この他にも青森県には、美味しいものと、面白いお祭りがたくさん!詳しくはマツログの記事をチェック!
■盛岡のソウルフード「福田パン」はただのコッペパンじゃない!
お好みで自分だけの味を作れる盛岡のご当地パン「福田パン」。少し塩気があるコッペパンには、甘いジャム、惣菜もぴったりです!
盛岡市長田町にある本店には、季節に合わせておよそ60種類のメニューがあります。大きな缶に入ったたくさんのジャムなどが並んでいて選ぶのに迷ってしまうこと間違いなし!あなた好みの味は?
盛岡のソウルフード「福田パン」はただのコッペパンじゃない!実食レポ
■秋田のご当地パン「アベックトースト」「粒あんグッディ」
盛岡のじゃじゃ麺は、盛岡三大麺のひとつで、市民のソウルフードとして親しまれています。「白龍(パイロン)」の創業者、故高階貫勝さんが、第二次世界対戦の時旧満州で食べた、茹でたうどんに肉味噌や野菜などをのせた料理が美味しく、それを再現したのが「じゃじゃ麺」の始まりと言われています。〆でいただく「ちいたんたん」が絶品。地元の人ならではのその食べ方は?
盛岡人の愛する「じゃじゃ麺」は〆まで美味!その裏技とは?実食レポ
■初夏の盛岡の風物詩「チャグチャグ馬コ」
「チャグチャグ馬コ」は農耕馬に感謝する祭りで毎年6月第2土曜日に鬼越蒼前神社から,盛岡市中心部にある盛岡八幡宮までの約14キロメートルを「チャグチャグ」と鈴の音を響かせながら練り歩きます。この鈴の音と馬の歩くヒズメの音がとても穏やかで、美しい馬の装束と一緒に見るものを楽しませてくれる「盛岡の初夏の風物詩」。しめ縄や動物など色彩豊かな飾りが掲げられた幣束のことを言います。このぼんでんの頭飾りの見事さを競い合うコンクールや、街のはずれの山頂にある神社目掛けて競争をする梵天奉納祭は見どころです。
チャグチャグ馬コって何て読むの?岩手を代表するお祭りをおさらい
この他にも岩手県には、美味しいものと、面白いお祭りがたくさん!詳しくはマツログの記事をチェック!
《関東エリア スケジュール》
2 . 栃木県 3月28日(日)~29日(月)
3 . 群馬県 3月30日(火)~31日(水)
43 . 神奈川県 6月28日(月)~30日(水)
44 . 千葉県 7月1日(木)~3日(土)
45 . 茨城県 7月4日(日)~5日(月)
46 . 埼玉県 7月6日(火)~8日(木)
47 . 東京都 7月9日(金)~23日(金)
※各エリアの情報は、マツログで公開後にご紹介いたします。
■群馬名物の変わり種「キャベツサイダー」
夏秋キャベツの出荷量日本一を誇る群馬県嬬恋村を応援しようと、前橋市の中華総菜メーカー「みまつ食品」が発売したのが「キャベツサイダー」です。
サイダーの香りの中にほんのり感じるキャベツの味が不思議。ちょっと変わった面白いお土産としてオススメです。
■年のはじめに縁起のよいだるまを!群馬県ならではのお祭りは?
全国で一番の「だるま」生産量を誇りる群馬県で、年のはじめの1月6日・7日に「縁起だるま」の発祥地と伝わる少林山達磨寺で開催されるのが「少林山七草大祭だるま市」です。
1月7日は霊符尊光臨の吉日であるため、1月6日の前夜祭から縁日が開かれ、そのご利益を求め、多数の参拝客が訪れます。
当日は300以上の露店が軒を連ね、さまざまなだるまが並び、境内はだるま一色!サイズも色も豊富なだるまには、それぞれ意味があるので、自分にマッチしただるまを選ぶことが大切です。
「少林山七草大祭だるま市|鶴を眉、亀を髭に描く生産量日本一の高崎だるま」レポート記事はこちら
■群馬のソウルフード「焼きまんじゅう」
群馬県民が愛するソウルフード「焼きまんじゅう」は、素朴な味わいで子どもも大人もついつい食べたくなる味です。
外はカリカリ中はふわふわのお饅頭に、甘さとしょっぱさのバランスが絶妙なみそだれが食欲をそそります。屋台でできあがりを食べるのもいいですが、チルド商品を購入して自分で作ってみるのもおすすめです。
■年のはじめに縁起のよいだるまを!群馬県ならではのお祭りは?
全国で一番の「だるま」生産量を誇りる群馬県で、年のはじめの1月6日・7日に「縁起だるま」の発祥地と伝わる少林山達磨寺で開催されるのが「少林山七草大祭だるま市」です。
1月7日は霊符尊光臨の吉日であるため、1月6日の前夜祭から縁日が開かれ、そのご利益を求め、多数の参拝客が訪れます。
当日は300以上の露店が軒を連ね、さまざまなだるまが並び、境内はだるま一色!サイズも色も豊富なだるまには、それぞれ意味があるので、自分にマッチしただるまを選ぶことが大切です。
「少林山七草大祭だるま市|鶴を眉、亀を髭に描く生産量日本一の高崎だるま」レポート記事はこちら
■群馬の地酒は美味♪「赤城山 純米スパークリング」
辛口な味わいが特徴的な地酒「赤城山」は、日本百名山の一つでもある「赤城山」の伏流水を仕込み水にしています。その「赤城山」の純米スパークリングは、蔵元である近藤酒造特有のドライタイプのお酒に、のど越しを爽やかにしてくれる炭酸が相まって、スイスイ飲んでしまいそうになる味わい。ほんのり甘さもあるので、お酒を飲みなれない方にもおすすめです。
■群馬県桐生市で開催される「桐生八木節まつり」とは?
群馬県桐生市で8月上旬に3日間で行われる「桐生八木節まつり」は、歴史ある「桐生祇園祭」と郷土芸能「八木節」を中心とした参加型のお祭り。期間中の3日間で約50万もの人が来場し、桐生の街は熱気と興奮に包まれます。桐生八木節おどり競演大会、子どもみこしまつり、ジャンボパレード、ダンス八木節など、多様なイベントがあり、お祭りを盛り上げます。
笛による主旋律と、樽を打ってリズムをとる軽やかな曲調の桐生八木節は、盆踊りが初めてという方でも踊りやすく、初心者でも気軽に参加することができます。
「桐生八木節まつりは、盆踊り初心者でも地元の人と一緒に踊れる気軽さが魅力!」レポート記事はこちら
《甲信越エリア スケジュール》
4 . 長野県 4月1日(木)~2日(金)
41 . 静岡県 6月23日(水)~25日(金)
42 . 山梨県 6月26日(土)~27日(日)
※各エリアの情報は、マツログで公開後にご紹介いたします。
■長野県民のソウルフード!そもそも「おやき」って?
長野名物として知られる「おやき」とは、小麦粉を練った生地の中に、野沢菜やあんこなどの具材が詰まったお饅頭のような食べ物です。
中に詰まった具材はもちろん、生地の練り方や、仕上げの方法(焼く、蒸す、蒸してから焼く、囲炉裏で焼く…等)によってバリエーションが豊富なのが特徴!
もちもちしたうどんのような生地から、ふっくらパンのような食感まで様々です。
■7年に一度開催されるお祭り「飯田のお練り祭り」
長野県の祭りと言えば、諏訪大社の御柱祭が7年に一度開催されることで知られていますが、長野県飯田市で行われる「飯田のお練り祭り」も、7年に一度開催されるお祭りです。
大宮諏訪神社の式年祭礼に合わせて行なわれるお祭りで、大名行列や獅子舞が披露されます。
次回開催は2022年3月を予定。2022年は飯田のお練り祭り、諏訪の御柱祭、善光寺の御開帳と、3つの大きな祭り・行事が重なるとあって、長野県が盛り上げることが予想されます!
飯田お練り祭り公式HP:http://oneri.iidacci.org/
■日本酒、ワイン、地ビールも!バリエーション豊かな長野県のお酒
長野県は日本で二番目に酒蔵の数が多く、その数は約80蔵!地域色豊かなお酒の種類が多いのが特徴です。
ワインの産地としても明治時代からの歴史を持ち、生産量は山梨に次いで国内2位!近年では地ビールも盛んに作られています。
■長野県のオススメのお祭り「高遠城址公園さくら祭り」
桜の名所として知られる、長野県伊那市の「高遠城址公園」で開催されるのが「高遠城址公園さくら祭り」です。
昨年は残念ながら中止となってしまいましたが、2021年の今年は感染症対策を徹底した上でが開催されます。
高遠の桜は、コヒガン桜という種類で、ソメイヨシノより少し小ぶりで赤みが強いのが特徴。
古くから「天下第一の桜」と称されて全国的に有名で、「さくら名所100選」にも選ばれています。
高遠城址公園さくら祭り公式HP:https://takato-inacity.jp/2021/
■長野県のご当地パン「牛乳パン」って?
長野県のご当地パン「牛乳パン」。牛乳が練り込まれ、ふわふわに焼かれたパン生地の間に、濃厚なミルククリームがたっぷりとサンドされた素朴なパンで、レトロなパッケージが特徴です。
長野県内では昭和30年頃から各地のパン屋さんで販売されているほか、大手パンメーカーの「Pasco」、「ヤマザキ」も販売しています。
スーパーやコンビニで手軽に購入することが出来るので、長野県民の中には全国区のパンだと信じて疑わない人も?!
■長野県を代表するお祭り「諏訪の御柱祭」
全国にある諏訪神社の総本山、「諏訪大社」で行われる御柱祭は、選ばれた16本のモミの木「御柱」として、山から切り出して里へ引き出し、境内に建てるお祭りです。
正式名称は「式年造営御柱大祭」と言い、6年に一度寅と申の年に開催されるお祭りで、次回開催は2022年を予定しています。
御柱祭公式HP:https://www.onbashira.jp/
■八幡屋磯五郎の「七味唐からし」
善光寺の門前町で、老舗の味を守り続ける八幡屋磯五郎という七味唐からしのお店があります。
長野県では当たり前に食卓にのぼる八幡屋磯五郎の七味唐からしですが、お土産品として購入する方も多いんだとか。
定番「七味唐からし」のほか、「七味ガラム・マサラ」など次々と新味も出しています。オリジナル七味やアニバーサリー缶も作れるなど、お土産にもオススメです。
八幡屋磯五郎の「七味唐からし」気になる新味と定番を実食レポ!
■善光寺の門前町でお祭りを楽しもう
「牛に引かれて善光寺参り」で知られる長野市の善光寺では7年に一度の御開帳が行われるほか、毎年2月には「長野灯明まつり」が開催されます。長野灯明まつりの期間中は善光寺がライトアップされ、幻想的な雰囲気に!
幻想的な善光寺をバックに、門前町を散策するだけでも楽しめます。
長野灯明まつりHP:https://nagano-tomyo.com/
《東海エリア スケジュール》
5 . 岐阜県 4月3日(土)~4日(日)
6 . 愛知県 4月5日(月)~6日(火)
7 . 三重県 4月7日(水)~8日(木)
■愛知県名物の「手羽先」がお手軽なお土産に!世界の山ちゃん監修のおつまみって?
愛知県のソウルフードの一つ「手羽先」!愛知県の手羽先の特徴は甘辛いタレやスパイシーな香辛料で味付けされたところ!香りを嗅ぐだけでも、ご飯やお酒が進んでしまいます。この手羽先が手軽なお土産に!
「幻の手羽先」をメイン商品として、名古屋市を中心に居酒屋チェーンを展開する「世界の山ちゃん」。この山ちゃんが監修した手羽先風味のおつまみが、カルパスと柿の種として販売されています!
愛知県名物の「手羽先」がお手軽なお土産に!世界の山ちゃん監修のおつまみ
■迫力満点の奇祭「高浜おまんと祭り」
高山おまんと祭りは、丸太で組んだ円形馬場の中をはっぴに地下足袋姿の若者が、疾走する馬に飛びつき、人馬一体となって駆け回る迫力満点のお祭りです。その起源は1803年(享保3年)の記録まで遡り、雨乞い祈願の他、御礼や遷宮の時に馬と獅子を奉納していたと伝えられています。現在は高浜市の無形民俗文化財に指定されており、地元の方たちが伝統を引き継いでいるお祭りです。
「高浜おまんと祭りの迫力を見たか?馬が走る走る、吹っ飛ばされる。愛知の奇祭を紹介!」レポート記事はこちら
■名古屋の激辛名物「台湾ラーメン」
名古屋の名物「台湾ラーメン」は、辛いもの好きなら知らない人はいないのではないでしょうか。鶏ガラスープをベースに、ミンチやニラがたっぷりと乗り、トウガラシの効いた辛いけどどんどん食べたくなる味付けが特徴的なラーメンです。ちなみに”台湾”と名前がついていますが、名古屋が発祥の地です。
インスタントラーメンも出ているので要チェックです!
名古屋の激辛名物「台湾ラーメン」!名店情報からお土産実食レポまで紹介
■名古屋の奇祭「きねこさ祭」
台湾ラーメン発祥の地、名古屋には尾張三大奇祭の1つ「きねこさ祭」があります!川に突っ込んだり、古式行列が練り歩いたり、男がぶつかり合ったりと見どころだらけのお祭りです!
お祭り名の「きねこさ」の由来は、”きね”は餅を突く竪杵、”こさ”はきねからこすり落としたお餅のことを意味しているんだとか。そのことからも分かるように、きねこさ祭は五穀豊穣が願われたお祭りなのですね!「御田祭り」と言う別名もついているそうです。
「きねこさ祭(尾張三大奇祭)を紹介!川へ突っ込み、行列が練り、男がぶつかり合う!【前編】」レポート記事はこちら
「きねこさ祭(尾張三大奇祭)を紹介!川へ突っ込み、行列が練り、男がぶつかり合う!【後編】」レポート記事はこちら
■愛知県の名物の一つ「味噌煮込みうどん」
愛知県の名産である、八丁味噌をはじめとした一般的に赤味噌と言われる豆味噌が使われるのが特徴的な「味噌煮込みうどん」。この味噌で麺と野菜を土鍋に入れてくつくつと煮込んだら、たまらないおいしさ!中部地域では個人店をはじめ「山本屋本店」や「山本屋総本家」等のチェーン店で食べることができます!お店によっては、麺を固めに茹で上げているのも味噌煮込みうどんのポイントです。
中部地域を中心にラーメン店を展開している「スガキヤ」さんの袋麺が出ているのでこちらも要チェックです。
味噌煮込みうどんをお家でつくろう!スガキヤの八丁味噌使用スープの袋麺
■手筒花火がすごい!「羽田八幡宮例大祭(羽田祭)」
味噌煮込みうどんを作るのにあると嬉しい八丁味噌。そしてこの八丁味噌発祥の地の岡崎市と同じ三河地方に位置する豊橋市には、有名な花火のお祭りがあります。手筒花火の披露が毎年秋に行われる「羽田八幡宮例大祭(羽田祭)」です!
手で花火筒を持って行うパフォーマンスの迫力は満天です。この迫力はぜひ間近で見て味わってみてほしい!
「羽田八幡宮例大祭を彩る豊橋名物・手筒花火!2日で800本打ち上げられる!?」レポート記事はこちら
この他にも愛知県には、美味しいものと、面白いお祭りがたくさん!詳しくは「愛知県のご当地グルメとお祭りを紹介!」の記事をチェック!
※各エリアの情報は、マツログで公開後にご紹介いたします。
《近畿エリア スケジュール》
8 . 和歌山県 4月9日(金)~10日(土)
9 . 奈良県 4月11日(日)~12日(月)
10 . 大阪府 4月13日(火)~14日(水)
28 . 兵庫県 5月23日(日)~24日(月)
29 . 京都府 5月25日(火)~26日(水)
30 . 滋賀県 5月27日(木)~28日(金)
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《北陸エリア スケジュール》
31 . 福井県 5月29日(土)~30日(日)
32 . 石川県 5月31日(月)~6月1日(火)
33 . 富山県 6月2日(水)~3日(木)
34 . 新潟県 6月4日(金)~5日(土)
■石川県が生んだB級グルメ「金沢カレー」の味は?
金沢カレーは、石川県が生んだ全国区のB級グルメで、以下の定義にのっとって多くの店から独自の「金沢カレー」が出されています。
(1)ルーは濃厚でドロッとしている。
(2)付け合わせとしてキャベツの千切りが載っている。
(3)ステンレスの皿に盛られている。
(4)フォークまたは先割れスプーンで食べる。
(5)ルーの上にカツを載せ、その上にはソースがかかっている。
金沢カレーブームの火つけ役「ゴーゴーカレー」も同様!レトルトパックでも必要なトッピングさえ準備すれば、その味を再現することが可能ですよ!
ニュースで話題!石川県が生んだB級グルメ「金沢カレー」の味は?<実食レポ>
■豪華絢爛な曳山は必見!「青柏祭」
青柏祭は、石川県七尾市の大地主神社で、毎年ゴールデンウィーク期間中に開催される例大祭です。
最大の見どころである「でか山」は、高さ約12メートル、重さは約20トン、日本最大級の色鮮やかな曳山です。また、正面に飾られた歌舞伎などを模した人形や、何色もの色鮮やかな幕で覆われた姿は豪華絢爛。華やかに彩る青柏祭で春の能登を堪能しましょう!
「石川県七尾市より〈青柏祭〉をご紹介!名物の〈でか山〉とは?誰でも曳けるって本当?」レポート記事はこちら
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《中国エリア スケジュール》
23 . 山口県 5月13日(木)~14日(金)
24 . 島根県 5月15日(土)~16日(日)
25 . 広島県 5月17日(月)~18日(火)
26 . 岡山県 5月19日(水)~20日(木)
27 . 鳥取県 5月21日(金)~22日(土)
■宮島でしか購入できない絶品「もみじまんじゅう」
広島県と言えば、もみじまんじゅう!中でも、宮島を訪れないと購入出来ない、「坂本菓子舗」のもみじ饅頭です。モン・サン・ミッシェルとニュージーランドのバターを使用した「塩バターもみじ」はふわふわのカステラ生地と絶妙な塩加減、バターのコクが口の中に広がります。他にも定番の小豆さらしあんや、焼いもやもんぶらん味などの季節限定のもみじまんじゅうが販売されています。
宮島でしか購入できない絶品もみじまんじゅうとは…え?アレにしちゃうの?
■広島県民のソウルフード!「むすびのむさし」
むすびのむさしは、昭和33年創業の広島のおにぎりとうどんを提供するチェーン店で、広島県人なら知らない人がいないと言っても過言ではないほどのおにぎりの美味しいお店。
今回購入したのは「俵おむすび5ケ入り700円(税込)」。笹の葉をイメージした包みにを開くと俵型のおにぎりが5つ。味は、梅・こぶ・かつお・おしんこ・しば漬の5種類で、ふんわりしたご飯と絶妙な塩加減、香ばしい海苔と最高に美味しいおにぎり弁当でした!
広島県民のソウルフード!「むすびのむさし」の俵おにぎりを実食レポート!
■広島の「メロンパン」は丸くない!
広島県呉のご当地パンといえば「メロンパン」です。レモンのような楕円形となっていて、通常のメロンパンよりもかなりずっしりしていて食べ応えがありそうです。中に入っているクリームは、カスタードと白あんがまざったような味で、ほんのりレモンの味も!パンの生地部分はモッチリしているものの、ほどよい甘さで、いい意味で期待を裏切ってくれる食べやすさです。
■子供のギャン泣きが街に響く尾道の奇祭「尾道ベッチャー祭」
毎年11月初旬に広島県尾道市で開催される、「尾道ベッチャー祭」は氏子が3鬼神「ソバ」「ベタ」「ショーキー」に扮し、子どもたちを追いかけ回します。手にした「祝い棒」で叩かれると、1年間無病息災で過ごせると言われており、祭り期間中は子どもたちの賑やかな声に包まれます。
【2020年情報】尾道ベッチャー祭!ベッチャー・獅子・神輿が練り歩き、子供のギャン泣きが街に響く尾道の奇祭をレポート!
この他にも広島県には、美味しいものと、面白いお祭りがたくさん!詳しくは「広島を代表するご当地グルメ4選!」の記事をチェック!
※各エリアの情報は、マツログで公開後にご紹介いたします。
《四国エリア スケジュール》
11 . 徳島県 4月15日(木)~16日(金)
12 . 香川県 4月17日(土)~18日(日)
13 . 高知県 4月19日(月)~20日(火)
14 . 愛媛県 4月21日(水)~22日(木)
■愛媛の伝統的な和菓子「一六タルト」とは?
愛媛お土産の定番「一六タルト」は、「の」の字型に巻かれた餡が特徴的でな和菓子です。
しっとりふわっとした生地にぎっしりとあんこが詰められています。食べて見ると、その瞬間感じるあんこの存在感。一歩遅れて柚子の香りがぶわっと口の中いっぱいに広がります!
■糖度12度以上のみかんを使用!「まるごとみかん大福」とは?
愛媛県の名物「みかん」を使った「まるごとみかん大福」。その名のとおりまるごとみかんが入っています。糖度が12度以上あると言うこだわりのみかんを使うという贅沢さ!食べると口の中に広がるみかんの果汁!みかんの爽やかな甘さと白あんのおいしさのバランスが絶妙で、どんどん食べ進めてしまいます。
まるごとみかん大福、愛媛の名物を食レポ!糖度12度以上のみかんのお味は?
■鉢合わせは迫力満点「松山秋祭り」
「松山秋祭り」は、愛媛県松山市で毎年10月5日から7日にかけて行われる秋祭り。五穀豊穣や家内安全、商売繁盛などを願った祭りです。
最大の見どころと言えば、「鉢合わせ」。神輿同士が非常に強くぶつかるため、神輿振りの究極のかたちとされています。ちなみにこの神輿のぶつけ方は、神社により異なるそうです。
松山秋祭り:https://matsuyama-sightseeing.com/event/2-2/
※各エリアの情報は、マツログで公開後にご紹介いたします。
《九州・沖縄エリア スケジュール》
15 . 大分県 4月23日(金)~24日(土)
16 . 宮崎県 4月25日(日)~26日(月)
17 . 鹿児島県 4月27日(火)~28日(水)
18 . 沖縄県 5月1日(土)~2日(日)
19 . 熊本県 5月5日(水)~6日(木)
20 . 長崎県 5月7日(金)~8日(土)
21 . 佐賀県 5月9日(日)~10日(月)
22 . 福岡県 5月11日(火)~12日(水)
■大分のソウルフード「とり天」
とり天は昭和初期に、温泉どころ別府市の中華料理店「レストラン東洋軒」が発明したとされる料理です。唐揚げとは違い、衣にたくさんの卵を使ってサクサクっと揚げてあるのが特徴的。また唐揚げの場合は皮つきのまま揚げることもありますが、とり天の場合は皮を剥ぎ取った状態で揚げ、薄味に仕上げてあるのもポイントです。
大分のソウルフード「とり天」!唐揚げとは何が違う?お家で簡単商品紹介
■大分土産の定番「ざびえる」
今回購入したのは、金も銀のパッケージに入った2種類。バター風味の皮は同じなのですが、中身は違うものが2種類。和を感じる白あん、洋酒の香りが漂うラムレーズンが入っています。
中はぎっしりと詰まっていて、和洋折衷な味わいが美味しい一品です。
大分土産の定番お菓子はあの歴史上の人物の名前?金と銀の2種類の味が存在
■温泉地ならでは「別府八湯温泉まつり」
「別府八湯温泉まつり」は、4月1日の温泉感謝の日を皮切りに1週間程度行われ、山が火に包まれる火祭りや、天狗神輿の登場、市内100ヶ所以上の共同温泉の無料開放など、コンテンツ目白押しのお祭りとなっています。
「別府八湯温泉まつり」温泉街ならではの春の祭り|観光経済新聞 記事はコチラ
この他にも大分県には、美味しいものと、面白いお祭りがたくさん!詳しくは「大分県のご当地グルメとお祭りを紹介!」の記事をチェック!
■宮崎の激辛名物「辛麺」
宮崎ご当地激辛メニュー「辛麺」。刺激的な辛さと旨味が味わえる辛麺は、激辛好きにはたまらない一品です。
宮崎県延岡市の居酒屋「桝元」のサイドメニューとして生まれた「辛麺」は、一度食べたら癖になる美味しさが特徴。そんな「辛麺」の元祖「桝元」の生麵パックを実食!レポート記事で味の感想をお届けしていますので、気になる方はぜひチェックしてください。
からうまでやみつき! 宮崎の激辛名物「辛麺」を実食レポートでご紹介!
■CAさん御用達!宮崎スイーツ「チーズ饅頭」
クッキー生地の中には、さっぱりとしたクリームチーズが入っていて、絶妙なバランスが特徴の洋風菓子。お店によって特徴があり、外側の生地がサクサクしたものや、しっとりしたものもあります。クッキーの中身はクリームチーズが一般的ですが、クリームチーズにチョコやマンゴーなどの味が加わったものもあり、好みのものが選べるのが嬉しい!
CAさん御用達! 宮崎のチーズ饅頭ってどんなお菓子? 実食レポート!
■温泉地ならでは「別府八湯温泉まつり」
高千穂の夜神楽は、宮崎県西臼杵郡高千穂町に伝わる民俗芸能で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。毎年11月中旬から2月中旬にかけて、町内のおよそ20の集落がそれぞれ氏神を民家に迎えて奉納される神楽の総称で、幸多き秋の実りに感謝し、来年の豊作を祈願するために神々に33番の神楽を奉納します。「天岩戸夜神楽33番大航海まつり」や「神話の高千穂夜神楽まつり」が有名で、高千穂神社の神楽殿では、年間を通じて毎夜、観光客向けに代表的な神楽を演じています。
「高千穂の夜神楽」一夜氏子になりませんか|観光経済新聞 記事はコチラ
この他にも宮崎県には、美味しいものと、面白いお祭りがたくさん!詳しくは「宮崎県のご当地グルメとお祭りを紹介!」の記事をチェック!
■定番土産の筆頭「かるかん」
かるかんは本来は羊羹やういろうのような棹状のものが主流でしたが、今では中にあんこが入れられた「かるかん饅頭」が人気の商品となっています。
今回いただいたのは「かるかん饅頭」。もちっとした皮にしっかり砂糖を感じる甘めのあんこがばっちりマッチ一個だけでは物足りない美味しさです。
かるかんは鹿児島を代表するお土産の定番!もちっとした皮にあんこが旨い!
■全国区の人気となった氷菓子「しろくま」
しろくまはかき氷の上に練乳やフルーツ、小豆などをこれでもかと乗せたかき氷スイーツです。鹿児島本場以外でも、鹿児島県のアンテナショップで購入することができます。
今回購入した天文館むじゃきのカップに入ったしろくまは、ぎっしりの見た目とは裏腹に氷がふわふわ!練乳と氷が絡んでやってくる舌触りは最高です。みかんやレーズン、チェリーなどのフルーツが凍っていて、程よい甘味や酸味でアクセントを加えてくれるのも嬉しい一品です。
鹿児島スイーツと言えば「しろくま」!むじゃきのカップアイスが都内でも!
■鹿児島県最南端の島「与論島」で行われる「与論十五夜踊り」
「与論十五夜踊り」は、毎年旧暦の3月、8月、10月の各15日に行われるお祭りです。
島中安穏、五穀豊穣を祈り行われ、室町時代から400年以上続いていると言われています。特徴的なのが、お面を被っての踊り!ユーモアに富んでいて、とても馴染みやすい踊りです。台詞は全て与論島の古い方言をつかっており、島の文化を知ることができます。
「与論十五夜踊り 〜唄って踊って心が通う〜」レポート記事はコチラ
■南九州最大の祭り「おはら祭」
毎年11月2、3日の二日間で行われる鹿児島市のお祭り「おはら祭」。天文館をはじめ、市内各所を2万人を越える人が踊り連なる様子が見どころのお祭りです!
鹿児島を代表する民謡「おはら節」や「鹿児島ハンヤ節」「渋谷音頭」にあわせて練り踊る「総踊り」が見どころです。
この他にも鹿児島県には、美味しいものと、面白いお祭りがたくさん!詳しくは「鹿児島県のご当地グルメとお祭りを紹介!」の記事をチェック!
■豚骨ベースの「熊本ラーメン」を家で作ってみた!
豚骨スープが主流な九州のラーメンですが、熊本ラーメンは他地域と比べ太い麺を使用し、揚げニンニクやマー油などを用いてスープにアクセントを付けているのが特徴的です。
今回は、自宅で作ることのできる「桂花ラーメン」のセットを購入し、実際作ってみました。マー油の効いたコクのあるスープが美味しく、マー油の効果で香ばしさもあり、良いアクセントとなっています!太めの麺とスープの絡みも抜群。美味しいラーメンが食べたいけどいけないという方におすすめの一品です。
熊本ラーメンをお家で作ろう!昭和30年創業の名店「桂花ラーメン」の味再現
■大分土産の定番「ざびえる」
いきなり団子は、さつまいもやあんこを小麦粉の生地で包んで蒸した一品です。優しい甘さが大人にも子どもにもオススメなお菓子です。
ちなみに”いきなり”と言う名前の由来ですが、「”いきなり”お客さんが来ても作って出せる」、「芋を”生き成り”使う」、「芋をいきなり(方言でそのまま)使う」などの意味合いから付いたのではないかと言われています。
いきなり団子の”いきなり”ってなんだ!?熊本の名物菓子を実食レポート!
■熊本市の夏の風物詩「火の国まつり」
火の国まつりは、1978年にはじまった熊本市民のための夏祭り!毎年8月上旬に行われる熊本市の夏の風物詩です。見どころである「おてもやん総踊り」では、有名約5000人が伝統民謡・おてもやんのリズムに合わせて一大パレードを繰り広げます。
この他にも熊本県には、美味しいものと、面白いお祭りがたくさん!詳しくは「熊本県のご当地グルメとお祭りを紹介!」の記事をチェック!
■昭和46年創業の「長浜ナンバーワン」の味を再現
九州のラーメンと言えば豚骨スープが主流ですが、その筆頭を飾るのが「長浜ラーメン」です。
豚骨によるこの香り、スープの甘さが特徴的な豚骨スープに極細ストレート麺が絡み絶妙な美味しさ!豚骨の香りが苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、まずはぜひお試しください!
長浜ラーメンをお家で作ろう!昭和46年創業の「長浜ナンバーワン」の味再現
■福岡のお土産と言えば「明太子」!「めんべえ」も紹介
福岡の名産品の代表格と言っても良い「明太子」。明太子の原料である鱈の卵のたらこにピリッとした唐辛子の風味で、単体で食べても、パスタなどの味付けにもオススメの一品です。。福岡では福岡空港や博多駅をはじめ、観光の拠点では必ず明太子が販売されています!先ほどのふくやをはじめ、やまや、かねふく等たくさんの明太子の名店があります。
福岡名物の明太子ですが、「めんべい」など様々なお土産にもなっています。
福岡のお土産と言えば「明太子」!なぜ明太子が有名?「めんべえ」も紹介!
■福岡の夏の風物詩「博多どんたく港まつり」
毎年5月3、4日に市民総出で行われるお祭り「博多どんたく港まつり」。ゴールデンウィーク中に日本で一番人を集めるお祭りとして知られています。圧倒的な参加者の数は最大の見どころ!どんたく隊のべ約650団体、出場者約33,000人、見物客約200万人を誇ります。
「200万人が訪れる博多どんたくを主催者が語る!◯◯さえあれば誰でも参加できる!?」記事はコチラ
この他にも福岡県には、美味しいものと、面白いお祭りがたくさん!詳しくは「福岡県のご当地グルメとお祭りを紹介!」の記事をチェック!
※各エリアの情報は、マツログで公開後にご紹介いたします。
日本だけでなく世界が注目するスポーツの祭典が開催される2021年。3月25日から7月23日までの長期間にわたって全国を縦断するリレーで、お祭り気分を盛り上げていきましょう!
オマツリジャパンでは、全国各地のお祭りやご当地名物を知ってもらい、日本の魅力をあらためて感じてほしいと願います!
令和3年2月2日に東京都中野区の宝仙寺で行われた「節分会 柴燈大護摩供」に参加しました。宝仙寺は西新宿に近い地下鉄メトロ中野坂上駅の近くにあります。丁度ビル街から住宅街に入ったあたりですが、堀越学園が近くにあったり、著名人の葬儀が行われたりすることで有名なお寺となります。元々は中野町役場があったりと、地元の人からも愛される場所であり、そのような宝仙寺で行われた節分会 柴燈大護摩供に参加しましたのでレポートいたします。
宝仙寺では節分の行事として行われる柴燈大護摩供(さいとうおおごまく)。
柴燈大護摩供を調べてみたところ善通寺のHPによれば、
「護摩供とは、不動明王などを本尊とし、護摩木を焚いて加持祈祷する密教の秘法です。柴燈大護摩供は、屋外で行う大がかりな護摩祈祷で、理源大師聖宝が創始したとされます。薪を井桁に組んでヒノキやヒバの葉で覆った護摩壇を築き、その周りにしめ縄で結界を定めます。山伏姿の行者が入壇し、法斧や法弓・法剣で結界内の邪悪なものを一掃し道場を清浄にします。そして、誓願の読誦(どくじゅ)ののち壇に火が入ります。真っ白な煙がもくもくと立ち上がり、やがて激しい炎によってあらゆる病苦や煩悩が滅されるのです。壇には参拝の方々の願いが込められた護摩木も投入され、炎の高さは数メートルにも達します。」
とされております。
また今年の節分は少し特殊で、例年であれば2月3日となるところが、2月2日となりました。節分は立春の前日のことを指し、例年の立春は2月4日ですが、今年は2月3日となりました。理由としては、地球が太陽を1周する時間は365日丁度ではなく、6時間程度長く、それにより毎年少しずつ地球の位置がずれていき、立春も2月4日になったり3日になったりするようです。
朝日新聞 デジタル参考:https://www.asahi.com/articles/ASP1Z630MP1YULBJ00S.html
宝仙寺によると、平安後期の寛治年間(1087~94)源義家によって創建され、帰京の途中にあり護持していた不動明王像を安置するための一寺を建立したそうです。父頼義がかつて祭祀した八幡社のある阿佐ヶ谷の地でこの造寺竣成の時、地主稲荷の神が出現して義家に一顆の珠を与え「この珠は希世之珍 宝中之仙である是を以って鎭となさば 則ち武運長久 法燈永く明かならん」と言いおわるや白狐となって去り、これにより山号を明王山、寺号を宝仙寺と号したと伝えられているそうです。その後、室町時代には中興第一世聖永が現在の地に寺基を遷したとのことです。
宝仙寺の入り口はこのような感じです。
受付があり、ここで護摩木等を購入します。
ライターは護摩木を購入し、祈願文を記入します。全然祈願文ではありませんが、伝統行事に関する感謝の念を込めたつもりです笑
本堂から僧侶が柴燈大護摩供へと向かい儀式がはじまります。
火が着き、炎が燃え上がっていくに連れ、お念仏等も盛り上がって行きます。
いよいよ炎の中に、先程記載した護摩木を投入します。いささか名残惜しいような気もしましたが、直ぐに燃え上がりました。
柴燈大護摩供には初めて参加しましたが、とても盛り上がる行事で驚きました。お念仏と和太鼓の音が、燃え上がり火の粉を上げる景色を盛り立てます。今年は新型コロナ禍の影響で、豆まきや僧兵行列は中止とのことでしたが、是非コロナ明けには見てみたいと思いました。
僧兵行列は練り歩きの行事となるようですが、かつて宝仙寺の建物は昭和20年の戦禍により焼失。寺の復興の為に昭和26年頃より本堂の再建を行っていた際に、かつて僧兵が用いていたであろう遺物が発見され、節分の行事にあわせて僧兵行列を行う復興記念行事のようです。早く新型コロナの感染拡大が収束し、例年通りの柴燈大護摩供が戻ってくることをお祈り申し上げます。
\オマツリジャパン×鉄道コム共同企画/「あなたが今後乗車したい観光列車は?」をテーマに、全国で運行されている観光列車の人気投票を実施しました!
果たしてどの観光列車が人気を集めたでしょうか??投票結果を発表します!
第5位にランクインしたのは、ゆふいんの森!36票を獲得しました。
ゆふいんの森は、JR九州の観光列車で、福岡・博多駅と、人気の温泉観光地・由布院駅、別府駅を結んでいます。レトロモダンな車内に、スタイリッシュな緑色の車体が特徴的。さらに心のこもったおもてなしが受けられるとあって、JR九州の観光列車の中での人気が高い観光列車です。
ゆふいんの森に乗って観に行くなら、別府八湯温泉まつりがおススメ!
別府と言えば、温泉。毎年4月に大分県別府市で開催される「別府八湯温泉まつり」は、毎年沢山の企画が目白押し!中でも「湯・ぶっかけまつり」は、お神輿を担ぎながら大量の温泉をぶっかけるという、温泉地ならではの楽しいお祭りです。
49票を獲得した、ななつ星in九州は、JR九州が運行するクルーズトレイン!3泊4日コースと1泊2日コースがそれぞれ週に1回ずつ運行されており、九州を周遊して楽しむことが出来ます。1人あたりの価格は1泊2日で15万円~40万円(車中泊)と超高級なため、「いつかは乗ってみたい!」憧れの列車です。
現在運行中の1泊2日コースは…
1日目:博多→有田→早岐→長崎
2日目:熊本→阿蘇→熊本→博多
となっています。
このコースであれば、長崎ランタンフェスティバルはぜひ足を運んでほしいお祭りです!
長崎ランタンフェスティバルは、毎年2月に開催される中国の旧正月を祝う盛大なお祭りで、約1万5000個のランタン(中国提灯)や大小のオブジェが所狭しと並び市内を美しく彩ります。開催期間も約2週間と長く楽しめるのも嬉しいお祭りです。
4位と僅差!50票を獲得し、第3位にラインクインしたのは、JR東日本のTRAIN SUITE 四季島!2017年に運行を開始した「周遊探訪」をテーマとしたクルーズトレインで、3泊4日コースと1泊2日コースが運行されています。
2020年12月に運行を開始する冬の2泊3日コースは…
1日目:上野→北上→遠野
2日目:青森→西目屋or五所川原→弘前
3日目:松島→上野
となっています。
このコースであれば、みちのく5大雪まつりのひとつに数えられる弘前城雪燈籠まつりがおススメ!
厳冬の夜、雪化粧した弘前城の天守閣と老松がライトアップされ、辺りには沢山のミニかまくらが並びます。ローソクが灯されたミニかまくらと、ライトアップされた天守閣はとても幻想的な雰囲気。「雪と光のファンタジー」と表現されるお祭りです。
2020年春に新しく誕生した、都心と伊豆を結ぶ特急列車サフィール踊り子が、63票を獲得して第2位にランクイン!東京/池袋・新宿と伊豆急下田間を結ぶ特急列車で、毎日5往復が定期運航されています。
サフィール踊り子の沿線でおススメのお祭りは、熱海海上花火大会!
花火と言えば夏のイメージが強いですが、熱海海上花火大会はなんと年間を通じて開催されている花火大会。季節を問わず花火を鑑賞できるのが嬉しいですね。
第1位は、87票を集めたWEST EXPRESS 銀河!
2020年9月に運行を開始したWEST EXPRESS 銀河は、「気軽に鉄道の旅を楽しめる列車」がコンセプト。気軽さは料金に反映されており、比較的安価に乗って楽しむことが出来る列車です。
WEST EXPRESS 銀河の沿線には、魅力あるお祭りが多数!中でも片江墨つけトンド祭は、参加するのが楽しいお祭り!
毎年1月に開催される片江墨つけトンド祭は、別名「墨付け祭」と呼ばれ、大根などに墨を含ませ、誰かれ構わず塗りつけるというお祭りです。墨を塗られた参加者は皆笑顔!寒さも忘れる和やかなお祭りです。
また、こちらの列車では、伝統芸能の演舞披露で乗客をもてなしてくれるのも魅力の一つ。過去には「備中高梁駅」停車時に備中神楽の披露が行われたこともあるとか。披露される演目や日時は都度変更となりますので、予約時にHPを確認してみて下さい。
惜しくもランクインは逃したものの、沿線のお祭りが魅力的な観光列車をご紹介します。
JR飯田線は愛知県豊橋~長野県飯田市を結ぶ路線。期間限定で「飯田線秘境駅号」が運行されています。
飯田線沿線は、「秘境駅」が多く、またお祭りも多いのが特徴です!
【東栄駅】奥三河の花祭り
【平岡駅】遠山の霜月祭り
西武鉄道が運行する52席の至福は、名前の通り「52席」限定で運行されている西武鉄道の観光列車。池袋→秩父間を結ぶ列車で、乗車中は著名シェフが監修する季節の料理が楽しめます。まさに「至福」の時間を過ごせる贅沢さ。終点の秩父駅では、季節毎に多様な祭りが開催されていますので、ぜひ足を運んで見て下さい。
【秩父駅】秩父夜祭
【秩父駅】秩父川瀬祭
\オマツリジャパン×鉄道コム共同企画/「あなたが今後乗車したい観光列車は?」をテーマに実施した、観光列車の人気投票の結果をお伝えしました。今後はこちらの結果をもとに、観光列車に乗って出かけたいお祭りや、沿線のお祭りを紹介して行きますのでご期待下さい!
「今できることを私たちの手でやりたい」との思いから立ち上がった「あきたまるごとオンラインフェス実行委員会」は、県内各地の拠点を結び、地域の食、人・文化・祭り・観光に焦点を当ててライブ配信を行うオンラインイベントを2020年10月24日(土)・25日(日)にオンラインで開催する。
2020年夏。新型コロナウイルス感染拡大のため、秋田県内各地の祭りは軒並み中止となり、経済にも大きな影響を与えている。
・祭りの中止に伴い参加できなかった人
・帰省できなかった人
・観光に来県できなかった人
・また海外から秋田を思う人
以上のようなすべての人に届けるために企画されたのが「あきたまるごとオンラインフェス」だ。
今回の「あきたまるごとオンラインフェス」の目的の一つは「みんなでやってみること」。県内の一つの地域単独ではなく、各地域が一つの媒体で発信することでより多くの人に興味をもってもらうことを可能にする。
・今まで会議でしか使っていなかったシステムをイベントで使ってみる。
・今まで行けなかった祭りをオンラインで楽しんでみる。
・自分たちの地域の特色を発信してみる。
上記のように、発信する側も参加者も、みんなで楽しみたいと考えを基に開催される。
開催日:2020年10月24日(土)、25日(日)
時間 :24日午後8時~9時、25日午前10時~午後9時
会場 :Zoom、YouTube
*Zoomからの参加は希望者のみ。
*YouTubeからはだれでも参加可能。
参加費:無料
申込み:あきたまるごとオンラインフェス公式WEBサイトから可能
※Zoomへの参加の場合は「Peatix」からの申込みが必要
秋田市中心部と県内各地の会場、そして参加者の自宅がオンラインでつながる。約10の地域や祭りが参加を予定している。30分間から1時間で、参加する地域・祭りの魅力を地元の人がそれぞれの視点から配信する。フィナーレは秋田民謡で参加者全員が盛り上がる。過去の動画を流したり、踊りや演技、演奏を披露、出演者から参加者へメッセージを送り、質問に答えるなど、それぞれの地域がさまざまな工夫をこらした内容を検討している。
※詳細はHPで随時ご案内予定
参加者が、ただ画面を見るだけでなく、双方向的に観客も出演者と交流し、それぞれの地域や祭りのことをより身近に感じられるようなイベントとして行われる。
真夏の病魔や邪気を払う、ねぶり流し行事として宝暦年間にはその原型となるものが出来ていたといわれている。陰暦7月6日に行われるねぶり流しは、五穀豊穣や技芸上達を願って翌7月7日に行われる七夕とともに、陰暦7月15日のお盆を迎えるための一連の行事でもあり、厄よけ、みそぎ、五穀豊穣などを願う現在の竿燈の形が除々にできあがっていた。
東北三大祭りのひとつ。国指定重要無形文化財。
(参照:秋田市竿燈まつり実行委員会公式WEBサイト: http://www.kantou.gr.jp/index.htm )
「土崎神明社祭の曳山行事」は、土崎の総鎮守として崇敬されてきた土崎神明社の例祭であり、国の重要無形民俗文化財であるとともに、「土崎港曳山まつり」とも呼ばれ多くの人々に親しまれている。曳山行事の本番は7月20日・21日だが、前後の期間には様々な神事が行われている。歴史も古く、土崎の人々には欠かすことのできない、地域に根付いた祭り行事。
ユネスコ無形文化遺産。国指定重要無形民俗文化財。
(参照:土崎港曳山まつり実行委員会公式WEBサイト: https://tutizaki-hikiyama.com/ )
大晦日の晩、男鹿半島全域で行われる行事です。集落の青年たちがナマハゲに扮して、「泣く子はいねがー」などと大声で叫びながら地域の家々を巡る。男鹿の人々にとってナマハゲは怠け心を戒め、家の厄を祓い、無病息災・田畑の実り・山の幸・海の際をもたらす来訪神。冬に囲炉裏に長くあたっていると手足にできる火斑を方言で「ナモミ」といい、怠け心を戒めるため、ナモミを剥ぐナモミハギが語源と言われている。
ユネスコ無形文化遺産。国指定重要民俗文化財。
(参照:男鹿市HP: http://www.city.oga.akita.jp/index.cfm/14,1394,52,141,html )
毎年8月16~18日の3日間、西馬音内の町が神秘的な別世界と化する。朗らかなお囃子と対象的な麗しい踊りが織り成す夢幻の空間。神々しいかがり火が照らし出す幽玄な踊り手の姿は、見る人々を虜にする。歴史は古く、700年以上前に神社の境内で豊作祈願の踊りとして始まったと言われている。その後、400年前に没落した大名・小野寺氏を偲んでお寺で踊った供養の踊りと一体化し、現在の形になったと考えられている。以降、政府による弾圧・衰退などの危機を乗り越えて、今日に至る。藍染めの浴衣には彦三頭巾か編み笠、端縫い衣装には編み笠が基本スタイル。編み笠を被った後ろ姿から輝きを放つ純白のうなじが妖艶で幻想的。踊りは風刺のきいた歌詞が特徴の「音頭」と、哀調漂う「がんけ」の2種類。毎晩約1000人の踊り手が、かがり火を囲んで踊る。
日本三大盆踊りのひとつ。国指定重要無形民俗文化財。
(参照:羽後町観光物産協会HP: https://kanko1.wixsite.com/mysite )
能代の七夕行事は江戸時代から五町組を呼ばれる町人組織により年番制により行われてきた。年盤制度の内容には多少変化もあったが、明治18年までは交互に、翌年19年からは五町組による年番制となり、現在も引き継がれている。年番にあたる組の町内間でもその年の代表となる町内を大丁(おおちょう)と言い、年番制の他町内は加勢丁として行事を担う。年番にあたる町内は、それぞれ重要な役目を担うことで能代七夕は成り立ってきた。そこから役七夕という呼称が生まれたと考えられる。
(参照:能代観光協会HP: http://bunka.welcomenoshiro.com/culture/noshiroyakutanabata/ )
2013年、約1世紀の時を超えて復活した能代七夕「天空の不夜城」。中世能代を治めた檜山城主、安東愛季(ちかすえ)に因んだ高さ日本一の「愛季-ちかすえ-」(24.1m)。江戸時代、名古屋城を模した城郭灯籠を初めて作った大工宮腰嘉六に因んだ「嘉六-かろく-」(17.6m)。天にまで届く2基の城郭七夕灯籠が街を練り歩く姿は正に圧巻。
(参照:能代七夕天空の不夜城協議会HP: https://noshirotanabata.com/?fbclid=IwAR2gnaeKjXowaUZvaNiVRhI4P7GQa9e5QG7Rc2EagMgl5AknFNanHasrVgM )
にかほ市、大仙市・ドンパン祭り、横手送り盆祭り、鹿角花輪ばやし、湯沢絵どうろう祭り、北秋田市・綴子神社例大祭大太鼓、あきた舞妓、日本民謡梅若流梅若会、など。
個人では、住職でレゲエバンドリーダーの英心、秋田県出身歌手松本英子などが出演。
現在クラウドファンディングサービス「ファンあきた」にて、ご支援を募っている。オールオアナッシング方式で終了は10月23日(金)。
https://fan-akita.sakigake.jp/project/detail/706
伝統的な夏の風物詩でもある「盆踊り」。盆踊りとは本来、先祖を迎え送り供養するためのものですが、大勢でやぐらを囲み音楽に合わせて踊る盆踊りは、踊っても楽しいし観ているだけでも楽しいですよね。そこで今回は、踊って楽しむだけでなく、目で観ても楽しめる盆踊りを厳選してご紹介します。
日本三大盆踊りのひとつで、秋田県羽後町で長い歴史を持つのがこの「西馬音内(にしもない)盆踊り」です。人口約1万5千人の小さな町に、毎年10万人ほどの観光客が押し寄せます。8月16日から18日の3日間、夕方から夜遅くまで行われ、優雅で流れるような所作の踊りに、美しい編み笠や「端縫い(はぬい)衣装」と「藍染め浴衣」、哀愁漂う笛のお囃子や「音頭」「がんけ」の2種類の踊りなど目で見ても楽しめる見所が盛りだくさんです。
富山市南西部の八尾町にて行われる「おわら風の盆」は、毎年9月1日から3日にかけて行われる、江戸時代から受け継がれてきた歴史ある盆踊りです。元禄15年、加賀藩から下された後に町外に出てしまった「町建御墨付」を町衆が取り戻したお祝いに、三日三晩無礼講の賑わいで町を練り歩いたのが起源とされています。昔ながらの風情ある町並みに数千のぼんぼりが飾られ、その中を胡弓や太鼓の音に合わせ気品高く踊る姿は、なんとも幻想的で優雅な趣があります。
国の重要文化財に指定され、秋田県三大盆踊りのひとつでもある「毛馬内(けまない)の盆踊り」は、秋田県十和田毛馬内で開催されています。遅くとも江戸時代中期には始まっていたとされており、長い歴史を誇ります。町内の路上に篝火を焚き、その周りを細長い輪になり笛と太鼓の囃子で踊る「大の坂(だいのさか)」、無伴奏の唄のみで踊る「甚句」の2種類の踊りは、情緒豊かでなんとも風情があります。豆絞りの手ぬぐいを頬被りした独特の衣装も特徴です。
JR内郷駅前広場の特設会場にて行われる「いわき回転櫓盆踊り大会」は、昭和27年(1952年)の常磐炭鉱の時代から続く、福島県いわき市の伝統行事です。会場には電球や提灯を無数に施した高さ13メートル、縦横13メートルにも及ぶ電動式回転櫓が設置され、その周りを幾重にも広がる踊りの輪が囲んでいきます。夏の夜の闇に光り輝く、白水阿弥陀堂を模した回転やぐらはなんとも幻想的な雰囲気が漂います。
いわき盆踊り大会♪
回転櫓にきました! pic.twitter.com/vAbO1pmZBy— チーミチ (@sumicafe) August 14, 2018
「東山盆踊り」は、福島県会津若松市の東山温泉にて行われる夏の風物詩です。昭和19年(1944年)、太平洋戦争の最中この地に学童疎開してきた2千数百人の子ども達を励ますために開催され、70年ほどの歴史を持つ盆踊りです。今から約1300年前、名僧・行基により発見された東山温泉。その温泉街を流れる湯川の清流の上に組まれた櫓の周りを、民謡「会津磐梯山」に合わせて、温泉の女将や芸者衆、市民も温泉客も一緒になって盆踊りを楽しみます。温泉街に灯る無数の提灯とみんなで踊る盆踊りのトリプルコラボは情緒があって見ごたえも充分です。
栃木県日光市にある和楽踊発祥の地(清滝)で開催される「日光和楽踊り」は、大正2年(1913年)、日光電気精銅所(現在の古河電気工業株式会社)にて会社・所員の祝賀の席で自然発生的に歌い踊られたことが発祥とされています。元々は従業員の慰労を目的に行われたものでしたが、現在では多くの市民や観光客が参加する一大イベントとなっています。古河電工の敷地内を舞台に設置される豪華なイルミネーションは必見です。
びーどろやガラス工場、大河ドラマ「真田丸」でも有名な群馬県・利根沼田エリアにある片品村の各地区で毎年8月に開催される「鎌田盆踊り」。お祭りの締めくくりとして、最終日には200発の花火が打ち上げられます。群馬県と栃木県で古くから愛されている民謡「八木節」の軽快なリズムで踊る盆踊りと豪華な花火が楽しめます。
東京都中央区で開催される「築地本願寺納涼盆踊り大会」は、境内に櫓が組まれ盆踊りの曲目に合わせて踊るのは勿論のこと、3日目には仮装大会が行われ、着ぐるみやコスプレ、男装、女装など浴衣以外でも自由な仮装で盆踊りに参加することができます。銀座や歌舞伎座にも近い土地柄から、参加者にはプロのダンサーも多く、踊りのクオリティが高いのも特徴で、まさに目で見ても楽しめる盆踊り大会です。そして、築地本願寺納涼盆踊り大会は別名「日本一おいしい盆踊り」とも呼ばれており、「近江屋」のステーキや「きつねや」のもつ煮込み、「鳥藤」の焼鳥に「松露」の卵焼きなど、普段は行列ができる築地の名店が出店する模擬店も見逃せません。
本日より築地本願寺納涼盆踊り大会が開催!日本一美味しい盆踊りとも言われるこのお祭りは8/3(木)まで開催されます! pic.twitter.com/22FUUqKSNn
— オマツリジャパン (@omatsurijapan) July 31, 2019
静岡県の無形民俗文化財に指定される「妻良(めら)の盆踊り」は海岸にやぐらを組み、綱に大漁旗を吊るして飾られる、南伊豆町の華やかなお祭りです。はやし手や踊り子がみな花笠をかぶりながら、念仏調の歌に合わせて合掌態でゆったりと踊る姿は独特の優雅さがあり、観る者を魅了します。
【妻良盆踊り開催について】
8/15妻良盆踊りが開催されます。
盆踊り後に花火大会行われます。皆さまお誘いの上お越しください。
・盆踊り:19時30分頃から
・花火大会:21時頃から(盆踊り終了後)
※天候によっては、変更になる場合があります。ご了承ください。https://t.co/LX0w8o3e0a… pic.twitter.com/pY700Pm6Ue— 【公式】(一社)南伊豆町観光協会 (@info_mizu) August 15, 2019
いかがでしたか?日本各地には踊れるだけでなく、目で見ても楽しめるさまざまな盆踊りがあります。夏を思い切り楽しみたい方は、お酒や屋台フードを片手に眺めるも良し、実際に踊りの輪に加わるのも良し、老若男女みんなで楽しめる盆踊りにでかけてみてはいかがですか?
「平城宮(へいじょうきゅう)」は奈良時代の政治の中心で、天皇の住まいや官公庁が集まる場所。甲子園球場30個分もの巨大な敷地があり、朱雀門はその入口です。
平城宮跡マップを見ると「朱雀門の前だけで、こんなに広いの?!」と驚愕。
そんな朱雀門ひろばを中心に「奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり」(ほぐほぐまつり)は行われます。
「ほぐほぐ」という言葉の意味は奈良観光公式サイトWEBより抜粋によると
『万葉集に「あしひきの 山の木末の ほよ取りて かざしつらくは 千年寿くとそ」という大伴家持の一首があります。ヤドリギを髪に挿して千年続く命を祈ったこの歌は、天平時代に宴席で詠まれました。長寿を祝うことばの響きと意味に出合い、祭りに集まる皆さんにもそうあってもらいたいと思ったのがこの名前の由来です。』と書かれています。
白い礼服と礼冠を着用した女帝・称徳天皇が朱雀門から入場。実際、お正月に天皇も朱雀門へいらっしゃったという場所です。
また、もうひとつのお祭りの名前「大立山まつり」の「立山(たてやま)」とは人形(ひとがた)を身代わりとして厄を落とす奈良の風習からきています。
2020年は「御代替り」や「桃太郎」の立山が公開され、平城宮の両側には四天王の大立山が設置されています。
オープニングは吉川八幡神社 宮司 音楽監修「天地雅楽」による演奏。
フュージョン系のプロによるライブを観に来たような音源に圧倒されます。
朱雀門でのオープニング演奏が終わると、朱雀門ひろば中央に設置された「ひろばステージ」にて奈良県の伝統芸能が行われます。
ステージの両側には奈良グルメのテントが立ち並び、暖かいテントの中で食事をいただけます。
また「平城宮いざない館」や「天平みはらし館」などではお坊さんの講和や絵画の展示、奈良の歴史のVRシアターなど様々なイベントが同時進行で行われてます。
奈良県各地のさまざまな伝統行事がひろば中央のステージで行われます。
その中でも特色あふれる舞台をご紹介いたします。
天理市無形文化財「紅しで踊り」 天理市 毎年9月23日
大和神社で行われる五穀豊穣を祈る雨ごいの踊りです。もとは白色の幣(しで)を使っていましたが女性が踊るため紅色に染められたといわれています。
大和すくね相撲甚句 桜井市
相撲発祥の地・桜井市らしい演目「相撲甚句(すもうじんく)」。
「甚句」とは相撲の巡業の際に披露される民謡。」で、詩は七五調の囃子歌になっており、途中に「ほい」「どすこい、どすこい」と合いの手が入ります。
鬼火の祭典 吉野町 毎年2月1日~3日(鬼火の祭典)3日(節分会)
金峯山寺の節分は「福は内、鬼も内」と唱え、鬼の調伏式では全国から追いやられた鬼を迎え入れ、良い鬼に改心させます。
ほぐほぐまつりでは「鬼おどり」を披露。この続きは「吉野山in鬼フェス」へ。宿にも鬼が現れます!
へぐり時代祭り 平群町 毎年4月最終週の祝日
平群町に関わりのある歴史人物偉人たちが町内を練り歩く「時代行列」。春のお祭りでは300名以上の行列になり、歴史上の人物に扮した参加者も募集しています。
ほぐほぐまつりでは朱雀門を出発して、朱雀門ひろばを一周します。
広陵金明太鼓
大太鼓、中太鼓、桶太鼓、締太鼓等による迫力と笑顔あふれる演奏。古代からの魂レベルに訴えかける太鼓の音を体感できます。
なもで踊り 安堵町 飽波神社 毎年10月第4土曜日
なもで踊りは風流踊りが元であるという太鼓踊りの一つで、約100年ぶりに復活させた雨ごいの踊りです。
バサラ祭り 奈良市
公式サイトより抜粋
『バサラ(婆裟羅)とは、本来、鎌倉、室町時代に流行した風潮で、音楽や舞楽などで、わざと拍子をはずし、自由に、目立つように演じること。南北朝時代には、人の目を驚かす派手な衣装、粋なふるまいが、動乱期の美意識、価値観を端的にあらわし、当時の流行語にもなったといわれています。「バサラ祭り」は、 そのパワーとエネルギーを現代によみがえらせる古都・ 奈良の新しい夏祭りです。』
ちびっ子桧垣本座 大淀町
公式サイトによると『猿楽というのは、奈良時代に中国から伝来した「散楽」が発展したもの』。
ほぐほぐ祭りでは結婚式などお祝いの席で歌われる有名な「高砂」が披露されました。
菅野の獅子舞 御杖村
緑と赤の二頭の獅子舞のあと、ちびっこ獅子舞が肩車されて、扇や刀の舞をして盛り上げます。
全国的に有名な天理ラーメンをはじめ、ご当地の特産品を使った鍋やジビエグルメ、食べ歩きにもぴったりな斑鳩名物「竜田揚げ」、神野山名物「シシ肉まん」、スイーツは「天河プリン」、生駒市「黒豆雑穀ぜんざい」、イチゴ「あすかルビー」「古都華」の販売とおいしい名物がたくさん用意されています。
献上飛鳥鍋 コラーゲンたっぷりの牛乳鍋です。
高取町 翁鍋 やさしい甘味の翁餅がおいしい。先着200名にお茶のプレゼント。
朱雀門ひろばには奈良県のゆるキャラが次々に登場。
プロバスケットチームの鹿のキャラ「シカッチェ」、葛城市「蓮花ちゃん」、橿原市「さららちゃん」や、台車に載って自力で動けないキャラも見かけました。
ゆるキャラはステージにも参加。
平城宮リレーマラソンの表彰式には「せんとくん」も登場。
ほぐほぐまつりでありがたいなと感じたのは、JR奈良駅と近鉄大和西大寺駅から無料の送迎バスが15分間隔くらいで出ていること。
また広い会場ですが大きな建物もたくさんあるため、トイレの心配は全くなし。
綺麗なトイレで混雑も全くありませんでした。
休憩所や建物の中での展示物やものづくり体験などもあり、雨でも大丈夫。
子供向けに有料の屋台やセグウェイの体験乗車もあり、家族連れでも一日中楽しめます。
天平装束の体験もできるのも奈良ならでは。
レンタル着物はあっても、天平装束を着られる機会はなかなかありません。
会場では何人かの若い女の子が着ていて屋台の列に並んでいるのも見かけました。
楽しいお祭りもいよいよクライマックス。
奈良の和尚様たちも朱雀門へ参進。宮中行事の御斎会(ごさいえ)を再現され、刀が返上されます。
華やかなフィナーレの音楽が「天地雅楽」によって奏でられ、散華が行われます。
毎年1月第四土曜に行われる「若草山焼き」は平城宮跡からも見られ、遠景の撮影スポットでもあります。
今回は無料バスで奈良駅に向かい、奈良公園から撮影。
非常に珍しい新作の花火も打ちあがりました。
平城宮ではほかに、春「平城宮天平祭・春」、夏「天平たなばた祭り」、秋「みつきうまし祭り」も開催されます。
「ほぐほぐまつり」は、はじめての奈良に触れる、奈良初心者にやさしいお祭りでした。
※写真は2020年に撮影。年度によって内容は変動の可能性がございます。
さまざまな秋祭りが全国各地で開催されていますが、正月の風物詩である「獅子舞」が秋のお祭りでも見れるんです!
今回は、獅子舞の演舞がみれるイベント6選をご紹介します!
(2019.10.24 編集部)
獅子舞応援団の中川です。
秋といえば食欲?芸術?体育?
いえいえ、秋祭りで獅子舞でしょ!
獅子舞というと正月。。。
いえいえ、とんでもない!いまが旬!
春や秋の祭りに奉納演舞するものが多くあります。
神社や寺の秋祭りを見逃してしまった?
まだ大丈夫!
たくさんの獅子が一堂に会するイベントがありますよ♪
伝統的な獅子舞の本気の演舞が見られるのはやはり祭りでの奉納演舞でしょう。
花火など祭りならではの仕掛けもあります。
しかし、見られるものが多少変わっても、演者達の演舞はホンモノです。
奉納演舞に誇りを持っているため、イベントと奉納演舞を区別してイベント専用の舞をするところも少なくありません。
イベントだからこそ、伝統をアレンジすることができるのです。
例えば
他の団体とコラボレーションしたり、
ステージ映えする演出を取り入れたり、
電飾でデコレーションしたり。
また、照明設備が充実していると、スポットライトやレーザービームなどで獅子舞をかっこよく魅せることもできます。
更にイベントだとアクセスの良いところで行われるのもポイントの一つ。
地方の神社や寺の祭りを見に行くには車がないとたどり着けないところも多いですが、イベントだと会場最寄の駅まで電車で行けたり、シャトルバスがあったり、その土地に詳しくなくても見に行くことができます。
日程:2019年10月20日(日)9:00〜16:00
会場:飯田市中心市街地
http://msnav.com/14697
©️南信州ナビ
伝統芸能の宝庫と言われる長野県飯田市。
ここではなんと、大型バスほどの大きさの獅子の胴体にお囃子が入っている「屋台獅子」が見られます。
フォトコンテストも開催されるので、臨場感のあるかっこいい獅子舞の写真を撮りに行くのもいいですね。
獅子舞:26団体
facebook:南信州獅子舞フェスティバル実行委員会
日程:2019年10月26日(土)12:00〜20:00
会場:ショッピングセンターベルシティ駐車場、三木町文化交流プラザ一帯
https://www.town.miki.lg.jp/life/dtl.php?hdnKey=5010
©️三木町役場
獅子舞県香川県の中でも獅子舞熱がアツい「獅子たちの里 三木」
「まんでがん」とは、香川県の方言で「まるっと全部」
三木町名物巨大大獅子はもちろん、獅子舞だけではなく三木町民の大好きなあれもこれも詰め込まれた、三木町がよくわかる移住希望者にもオススメのイベントです。
ハロウィンイベントに脱出ゲーム、花火にグルメ、そして最寄り駅まで電車がタダ!ファミリーで一日中楽しめます。
大獅子:4頭、小獅子:数十連
web:「獅子たちの里 三木まんで願。」実行委員会
日程:2019年10月13日(日)18:00~
会場:うるま市安慶名闘牛場
沖縄県の獅子舞は韓国や中国のように全身毛むくじゃらで、コミカルでアクロバティックな動きをするものもあります。
鞠に戯れる姿は猫や犬よろしく本物の動物に見えてきて、中に人が入っているのをすっかり忘れてしまいますよ。
闘牛場というちょっと変わった場所で開催されるのも魅力的。
第32回の様子はこちら
日程:2019年11月3日(日)10:00〜16:00
会場:サンポート高松
瀬戸内国際芸術祭の開催年の今年は、場所をサンポートに変え、いつもと違う王国に香川県中から多種多様な獅子が集結!
一日中獅子舞が演舞される、獅子ぼっこの獅子ぼっこによる獅子ぼっこと繋がり獅子文化を盛り上げていくイベント。
(獅子ぼっことは獅子舞が大好きすぎる人のこと。ほっこ=阿呆)
集合写真には100頭近くの獅子が並び圧巻です。
ダンボールでmy獅子を作るワークショップはファミリーに人気!
獅子舞:65組
facebook:獅子舞王国さぬき
昨年の様子はこちら
更に欲しがる人へ!
日本全国いろんな地域のいろんな獅子舞が見られる、まるでバイキングのようなイベントがこちら!
日程:2019年11月23日(土) 昼公演13:00~17:00 夜公演18:00~20:00
会場:日本青年館ホール(東京都新宿区霞ヶ丘町4-1)
https://nippon-seinenkan.or.jp/seinenkan/minzoku/
©️一般財団法人 日本青年館
獅子舞県富山県の獅子舞を東京にいながら見ることができるチャンス!
全国民俗芸能大会なので、獅子舞以外の舞も見ることができるため、民俗芸能好きや一度にいろんなものを見たい人にはお得なイベントです。
入場は無料ですが、事前に観覧申し込みが必要です。
全国民俗芸能大会観覧申込み
facebook:全国民俗芸能大会
日程:2019年11月24日(日)11:00〜15:20
会場:白岡市中央公民館(埼玉県白岡市小久喜1227-1)
https://ameblo.jp/5431hibcdq/
©️獅子博物館
日本中の獅子舞情報が集められ、今年で開館30年となる獅子博物館の高橋館長の熱い想いが詰まった、個人主催!?の獅子舞フェスティバル。
獅子博物館についてはこちらもご覧ください。
▶︎日本の獅子舞対談
毎年日本全国各地から獅子が集まり演舞が行われます。会場は公民館ですが、獅子が客席から入場してくるので間近で見ることができます。
近接する獅子博物館の入場が割引になるので、高橋館長のコレクションもぜひご覧ください。日本のみならず世界の獅子舞や、今はもう職人がいなくて製造されていない逸品もここで見られます。
web:獅子博物館
因みに、私が所属する「東京讃岐獅子舞」も出演いたします。
私たちも日本全国各地の獅子舞が生ライブで見られること、獅子舞演者にお会いできることを楽しみにしております。
伝統芸能と聞くと堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、大半の獅子舞演者は演舞後の美味しいお酒のために舞っていると言っても過言ではありません。一緒になって楽しんでください。
そして、日本全国一つとして同じものがない獅子舞の中から、お気に入りの獅子舞を見つけてくださいね。
夏といえばお祭り!お祭りといえば盆踊り!
お祭りに詳しい方でも、まだまだ知らない盆踊りが全国にはたくさんあるはずです。
本格的に夏が到来した今、全国の盆踊り20選をご紹介します。
盆踊りとは、先祖の供養を目的としたお盆の時期の踊りです。やぐらを囲んで輪になり、太鼓や笛の音に合わせて踊る楽しいイベントなので、目的が先祖の供養だということを知らない方もいるでしょう。今年の盆踊りは、命を繋いでくれた先祖にも想いを馳せながら、楽しく踊って夏を楽しんでください!
それでは早速、おすすめの盆踊りをエリア別にご紹介していきます!
さっぽろ夏まつりは、短い夏を思い切り楽しむ北国最大級のお祭りです。北海盆踊りが有名ですが、約1カ月の間、札幌の中心地に出現する国内最大級のビアガーデンも有名です。
さっぽろ夏まつりは1954年に始まりました。当初は中島公園がメイン会場で、ボート祭り・盆踊り・花火大会・ほたる狩り・七夕祭りなどが行われていました。1957年からは大通公園に会場を移し、1959年には大通6丁目に「ビアガーデン」が初登場しました。
さっぽろ夏まつりの見どころは、なんといっても北海盆踊りです。北海盆踊りは、北海道で広く親しまれている盆踊りです。第1回さっぽろ夏祭りから登場しており、およそ1週間にわたって催されます。今では海外からの観光客も増え、国際色豊かな盆踊りとして盛り上がりをみせています。全開催期間の1ヵ月の間に100万以上が訪れる、言わずと知れた北海道の一大イベントです。
日程:7月19日(金)~8月16日(金)
場所:大通西2丁目~11丁目
アクセス:地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」下車すぐ
盆踊りスポット:大通公園西2丁目(北海盆踊り会場)
ビアガーデンの会場内は全席禁煙です。喫煙は各会場の喫煙ブースを利用しましょう。
西馬音内盆踊りは、日本三大盆踊りの一つに数えられる歴史の長いお祭りです。毎年8月16日から18日に開催されます。人口約2万人の小さな町に、3日間でおよそ10万人の観光客が訪れます。
西馬音内盆踊りは、正応年間(1288~1293年)に蔵王権現(現在の西馬音内御嶽神社)の境内で行われていた豊作祈願の踊りが起源だと言われています。慶長6年(1601年)に西馬音内城主小野寺茂道一族が滅び、土着した遺臣たちが君主を偲んで行うようになった亡者踊りと合流したとされています。その後、天明年間(1781~1789年)に現在の本町通りに移り、今日に至るまで継承されてきたと伝えられています。
西馬音内盆踊りは連日夕方から夜遅くまで行われます。秋田三大盆踊りに数えられ、優雅で流れるような踊りが特徴です。お囃子も、太鼓ではなく笛がメインとなっています。西馬音内盆踊りには、音頭とがんけの2種類の踊りがあります。音頭は手の振りも足さばきも静かで特に優雅です。がんけは「亡者踊り」の要素が強く歌詞や節回しに哀調が漂います。
日程:8月16日(金)~8月18日(日)
場所:秋田県羽後町西馬音内
アクセス:JR奥羽本線湯沢駅から羽後交通西馬音内行きバスで25分、体育館前下車、徒歩5分(本町通り)
盆踊りスポット:本町通り
観覧席には予約受付分と当日販売分があります。詳しくは羽後町役場ホームページの「西馬音内盆踊り観覧席案内」をご覧ください。
毛馬内の盆踊りは、450年もの歴史がある盆踊りです。国重要無形民俗文化財に指定されており、秋田県の三大盆踊りにも数えられています。
毛馬内の盆踊りは遅くとも江戸時代中期には始まっていたと言われています。昭和初期までは盆踊りに唄が付いていましたが、唄い手が途絶えたことから、現在は太鼓と笛の囃子だけで踊っています。
毛馬内の盆踊りは、情緒豊かで優雅な踊りが魅力です。町内路上に篝火を焚き、周りに細長い輪となって踊る姿はなんとも風情があります。秋田県三大盆踊りの一つに数えられる毛馬内盆踊りは、大太鼓と笛の囃子で踊る「大の坂」と、無伴奏で唄のみで踊る「甚句」の二つで構成されています。二つともかがり火を囲んで踊る輪踊りで、常に内側を向いて踊るのが特徴です。
日程:8月21日(水)~8月23日(金)
場所:鹿角市十和田毛馬内
アクセス:JR花輪線「鹿角花輪駅」からバス30分で「毛馬内上町」下車後徒歩5分
盆踊りスポット:毛馬内BON通り
一般客の参加も受け付けていますが、衣装の貸し出しはしていないので、各自で浴衣などを準備しましょう。
おわら風の盆は、富山市南西部の山あいにある越中八尾で300年余受け継がれてきた踊りです。毎年9月1日から3日にかけて行われます。
おわら風の盆の起源は、江戸時代元禄期に遡ります。伝承によると、町外に流出していた「町建御墨付文書」を町衆が取り戻したことを喜び、三日三晩踊り明かしたことに由来するそうです。
おわら風の盆の唄と踊りは叙情豊かで気品高く、哀調の中に優雅な趣があります。昔ながらのまち並みに数千のぼんぼりが立ち並び、三味線や胡弓、太鼓の音に合わせて唄や踊りに興じる様子は幻想的です。町流しは各町内11ヶ所で行われ、八尾小学校グランドの演舞場では保存会各支部による有料の演舞会も行われます。
日程:9月1日(日)~9月3日(火)
場所:富山県富山市八尾町上新町
アクセス:JR富山駅からJR高山本線越中八尾駅まで電車で約25分
JR富山駅からバスで約45分
北陸自動車道富山西ICから車で約20分
北陸自動車道富山ICから車で20分
盆踊りスポット:各町内と富山市立八尾小学校グラウンド(風の盆「おわら演舞場」)
風の盆「おわら演舞場」の演舞会は有料となっています(指定席3600円、自由席2100円)。
念仏踊りとは、念仏を唱えながら踊る日本の伝統芸の一つです。数ある念仏踊りの中でも、長野県阿南町の和合の念仏踊りは特に有名で、平成26年3月10日に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
和合の念仏踊りは、寛保2年(1742年)に15代目金吾(雷公五良助)が江戸へ免訴願いに出た際、帰り道に習い覚えた踊りを村人に伝えたことが起源だとされています。踊りの形が遠州の大念仏とよく似ていることから遠州から伝えられたという説もあり、詳細は定かではありません。
和合の念仏の見どころは、そのほとばしるエネルギーです。初めはゆったりと厳かな雰囲気ですが、次第に激しさを増していきます。ヤッコが長い竹の先に付いたチガヤをぐるぐると回し、6~7人の者が太鼓を打ち、カネを鳴らし、ヒッチキと呼ばれる踊り手が互いの体をぶつけ合いながら裸足で飛び跳ねます。踊り手のエネルギーが見る者を圧倒します。
日程:8月13日(火)~8月16日(金)
場所:長野県阿南町和合
アクセス:三遠南信自動車道飯喬道路天竜峡ICから40分
盆踊りスポット:阿南町和合 林松寺、宮下家、熊野社
和合地区は山の奥深い場所に位置しているので、訪れる際は移動手段を確保しておきましょう。
新野の盆踊りは、長野県下伊那郡阿南町の新野地区に伝わる盆踊りで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。毎年8月14日から16日にかけて夜通し行われます。
享禄2年(1529年)に瑞光院が建立された際、祝いに来た三河国振草村の村人による踊りを見て、新野の住民にも盆踊りが定着したというのが最も古い記録です。現在の形になる前は、親類縁者や村人らが新盆の家の庭先をまわり、精霊を慰めるために踊っていたと言われています。
盆踊りといえば楽器に合わせた踊りが一般的ですが、新野の盆踊りは、三味線・笛・太鼓といった鳴り物を一切使いません。櫓の上にいる音頭取りの「音頭出し」と、その下で踊る踊り子の「返し」の声だけで踊りが進められる素朴な雰囲気が魅力です。
日程:8月14日(水)~8月16日(金)
場所:長野県下伊那郡阿南町新野
アクセス:中央自動車道 飯田ICから国道151号線阿南町方面へ(約1時間)
盆踊りスポット:下伊那郡阿南町新野の中心地にある市神の祠
盆踊りは夜9時から翌朝6時まで夜通し行われます。体力と相談して適宜休憩を取りましょう。
郡上踊りは岐阜県郡上市八幡町の盆踊りで、日本三大盆踊りに数えられます。7月中旬から9月上旬にかけて30夜以上にわたって踊られます。特に8月13~16日は朝まで踊り続ける「徹夜おどり」が行われることから、熱気は最高潮に達します。
令和元年度の郡上おどり 開幕やよ〜♪
9月7日の踊り納め迄の約30晩 思いっきり楽しみましょうねっ☆
郡上おどりは「参加して楽しむ」踊り。年齢も性別も国籍も関係無し!はじめての方でも見様見真似で楽しんどくれ〜
(≧∀≦)#郡上八幡 #郡上おどり #郡上踊り pic.twitter.com/mVm1sn9QET— およしちゃん (@oyoshi_gujo) July 13, 2019
「郡上の八幡出てゆく時は、雨も降らぬに袖しぼる」の歌詞で知られる郡上踊りは、約420年の歴史があります。江戸時代に、士農工商の身分に関わらず心の安定と融和を図るために奨励され盛んになったと言われています。
郡上踊りの最大の魅力は観るだけでなく参加できるという点です。地元の人も観光客も、老若男女が一緒になって踊ります。また、8月13日から16日までの4日間の「徹夜おどり」も見逃せません。
日程:7月13日(土)~9月7日(土)※8月13~16日は「徹夜おどり」
場所:岐阜県郡上市
アクセス:東海北陸自動車道を郡上八幡ICで降りてすぐ東側の市街地
盆踊りスポット:会場は毎回変わるので要確認
郡上踊りは会場が毎回変わります。参加日ごとに確認するようにしましょう。
綾渡は山あいに点在する小さな里です。綾渡夜念仏と盆踊りは、綾渡の里にある平勝寺を中心に行われます。平成9年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
夜念仏は、新仏のある家を訪れ、霊を慰めるために余興として手踊り(盆踊り)を踊る盆の行事です。かつてはさまざまな地域で行われていましたが、今も伝わるのは綾渡だけです。
綾渡の夜念仏と盆踊りは仏事です。月明かりの中、静かに念仏を唱和する声が、鉦(かね)の音とともに流れます。星空の下、無心でこの念仏の声に聴き入れば、言葉では言い表せない気持ちになるでしょう。
日程:8月10日(土)と8月15日(木)
場所:豊田市綾渡町奥12
アクセス:名鉄三河線「豊田市」駅より、名鉄豊田線(地下鉄伏見・上小田井方面)に乗り換え、「浄水」駅下車。コミュニティバスさなげ・足助線(百年草方面)に乗換え、「百年草」下車。
盆踊りスポット:平勝寺境内
駐車場が少ないので、乗り合いが推奨されています。また、あくまでも仏事なので、ストロボを使用した撮影(フラッシュなど)は控えましょう。
徳山の盆踊りは、「鹿ん舞」「ヒーヤイ」「狂言」の3つで構成されます。古歌舞伎の初期の仕組みを残し、動物が登場するなど地域の特色にも富んでいることから、国の重要無形文化財に指定されています。
文献がなく祭りの起源は定かではありませんが、徳山の盆踊りで行われる狂言で現在残っている一番古い台本は宝暦9年(1759年)と記されています。1987年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
鹿に扮した少年らが境内に繰り込み跳躍して踊る「鹿ん舞」と、少女たちが一文字笠を被り扇を持って舞う古風な小歌踊り「ヒーヤイ」が見どころです。伝統がしっかりと子供たちに受け継がれている様子を見ることができます。
日程:8月15日(木)
場所:静岡県榛原郡川根本町徳山2893
アクセス:大井川鐵道駿河徳山駅から徒歩10分もしくは東名高速相良牧之原ICから48km
盆踊りスポット:徳山浅間神社
特設の駐車場はないようなので、車で来場する際はあらかじめ近隣の駐車場を探しておきましょう。
有東木の盆踊りは、男踊りと女踊りに分かれて交互に踊る、中世を思わせる古風な盆踊りです。現在伝承している踊りは、男踊り10演目、女踊り15演目です。伴奏は太鼓のみで、踊り手が輪になってササラやコキリコといった古い楽器を打ち鳴らしながら歌い踊ります。
国指定重要無形民俗文化財
「有東木の盆踊り」
2018年8月14日(火)・15日(水)
18時~深夜
東雲寺
静岡市葵区有東木776
盆に先祖を迎え、男踊りと女踊りで踊りあかし、華麗な灯篭が出て、最後にムラの辻まで踊り先祖を送り出すhttps://t.co/WeZkLmavLx pic.twitter.com/pqwfk9uCXp— 静岡商工会議所 広報室 (@shizuoka_cci) August 14, 2018
同種の踊りを伝える平野地区の盆踊り太鼓に記された修理記録から、少なくとも享保7年(1722年)には今のような盆踊りが行われていたと考えられています。有東木と平野に伝わるような男女別々に踊る盆踊りは、江戸時代の初期にまで遡ることができます。かつては合計100種を超える歌詞が伝承されていました。
二晩踊り明かす最後の演目「なぎなた踊り」が見どころです。この踊りだけ、二列になって向き合って踊ります。最後の踊りということもあり曲調は力強い一方で、寂しげな旋律も響きます。有東木の人々にとって、盆踊りは先祖とともに踊るものです。見ている側にもそうした踊り手の想いが伝わってきます。
日程:8月14日(水)~8月15日(木)
場所:静岡市葵区有東木
アクセス:静岡よりバスで約50分、終点有東木下車
盆踊りスポット:東雲寺境内
市街地から遠く、宿泊施設はないので、車での来場がおすすめです。
中野駅前大盆踊り大会は、有名芸能人をゲストに招くなどして、昨年大きな話題を呼びました。盆踊りの伝統を継承しつつ新しい取り組みにも挑戦する注目の盆踊り大会です。
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今年で第7回を迎える中野駅前大盆踊り大会は、歴史こそ浅いですが、多くのメディアに取り上げられる今注目の盆踊りです。ゲストも豪華で、昨年はDJ KOO、はるな愛を招き、会場は大いに盛り上がりました。
なんといっても豪華なゲスト陣の盆踊りが見どころです。今年のゲストは、高橋洋子、DJ CELLY、DJ KOOの参加が発表されています。間違いなく盛り上がるでしょう。
日程:8月11日(日)~8月12日(月・祝)
場所:東京都中野区中野4丁目10-2
アクセス:JR中央線 、JR総武線、東京メトロ東西線「中野」駅より徒歩5分
盆踊りスポット:中野セントラルパーク内 パークアベニュー
混雑に注意して参加しましょう。
六本木ヒルズ盆踊りは、毎年8月に六本木ヒルズアリーナで行われます。オリジナルの「六本人音頭」を始め、「ドラえもん音頭」や「東京音頭」など、さまざまな音楽に合わせて踊りを楽しむことができます。
六本木ヒルズ盆踊りは、やぐらを囲んで踊る本格的な盆踊りです。その歴史は意外と長く、今年で開催17回目を迎えます。
見どころは、やぐらを囲んで踊るオリジナル盆踊り曲の「六本人音頭」。六本木ヒルズに囃子の音色が響き渡り、夏の風物詩を楽しめます。また、六本木ヒルズ内の飲食店によるこの日限りのオリジナル屋台も好評です。各レストランの個性が光る自慢のメニューに舌鼓を打ちながら、ヒルズの夏を堪能しましょう。
日程:8月23日(金)~8月25日(日)※昨年以前から推測
場所:東京都港区六本木6-10-1
アクセス:六本木駅徒歩0分 麻布十番駅徒歩5分
盆踊りスポット:六本木ヒルズアリーナ
2019年の開催情報はまだ発表されていないので、参加する場合は事前に公式ホームページを確認してください。
高円寺阿波踊りは町おこしのために始まった行事ですが、今や東京の夏の風物詩になりました。阿波踊りの期間中、大勢の踊り手と観客の熱気に町が包まれます。
高円寺阿波踊りは、1957年に「徳島の阿波踊り」を参考にして「高円寺ばか踊り」として始まりました。その後、都内に住んでいる徳島県出身者から本場の阿波踊りを教わりつつ規模が拡大していき、1963年から現在行われている「東京高円寺阿波踊り」の名称になりました。
高円寺阿波踊りの見どころは、なんといってもその規模の大きさです。2日間で1万人を超える踊り手が舞い、観客は延べ100万人ほどにもなります。本場徳島の阿波踊りに次ぐ、東日本最大規模の阿波踊りです。
日程:8月24日(土)~8月25日(日)
場所:東京都 杉並区高円寺北、高円寺南
アクセス:高円寺駅周辺
盆踊りスポット:高円寺駅周辺に南北に展開する8演舞場
大変混雑するお祭りです。お子様連れは注意しましょう。
新島の大踊りは、東京都新島村本村と若郷に伝承される盆踊りの一種で、それぞれ盆に踊られています。お囃子は一切無く全て肉声で、踊りと調子を合わせて唄われます。
流人踊りの踊り手。待機中〜、今から新島大踊り、ワクワク。 pic.twitter.com/mP1ytEkdGi
— 馬喰町バンド (@bakurochoband) August 15, 2014
新島の大踊りは室町時代に新島に伝わったとされています。お囃子などの伴奏はなく、肉声による唄のみで、その声の調子に合わせて踊ります。盆の精霊供養のため、江戸時代からは島役所・お寺の前で踊られるようになりました。現在も国の重要無形民俗文化財として受け継がれています。
踊り手はみな男性で、カバと呼ばれる赤や紫の布を長く垂らした笠をかぶり、生の唄に合わせて踊ります。カバは本村では紫色、若郷では赤色です。
日程:8月14日(水)~8月15日(木)
場所:東京都新島村長栄寺、同若郷妙蓮寺
アクセス:竹芝桟橋から高速船で2時間20分、大型船で10時間35分
調布飛行場から小型機で35分
盆踊りスポット:長栄寺、妙蓮寺
新島へはアクセス方法が限られているので、参加する場合は事前に綿密に計画を立てましょう。
河内音頭は、大阪八尾を代表する盆踊り音頭です。1961年に鉄砲光三郎の『鉄砲節河内音頭シリーズ』が100万枚を超える大ヒットを記録したことにより一躍有名になりました。
現在の河内音頭は、河内の北部(現大阪府交野市周辺)で唄われていた「交野節」をアレンジした「歌亀節」が原型とされています。第二次世界大戦後は、時代の変遷とともに、浪曲やジャズ、フォークといったさまざまな音楽の要素を取り入れて、現在も進化を続けています。
河内音頭には楽譜がなく、唄いたい歌詞を自由にアレンジし楽曲に乗せて聴かせます。最近ではギターやキーボードを導入するといった工夫もされ、現代の感覚に合った躍動的でリズム感のある踊りが聴衆を楽しませてくれます。
日程:9月8日(日)
場所:大阪府八尾市西久宝寺323
アクセス:久宝寺駅より1.2km、久宝寺口駅より1.2km
盆踊りスポット:久宝寺緑地(陸上競技場・軟式野球場)
観覧時の注意点
1日のみの開催です。参加を希望する場合は早めに予定を立てましょう。
普段静かな十津川村の夜が、年に1度だけ賑わいを見せるのが盆踊りです。現在8つの集落で行われていますが、そのうち小原・武蔵・西川の3地区で特に「大踊り」と呼ばれる盆踊りは、平安時代末期に広まった踊念仏が元となっています。
十津川武蔵の「大踊り」、ついにクライマックス!と思ったら「じゃ、第一部みたいなのが終わりで、とりあえず中入りってことで!」と司会の方。なんて元気さ!!47都道府県の無数の市町村に、きっと無数にある素晴らしい踊りを知りたくなりました。 pic.twitter.com/w2ayKYpB8H
— d design travel (@d_design_travel) August 14, 2016
十津川の大踊りは、平安時代末期に広まった踊念仏がルーツです。室町時代に流行した風流踊りの流れを汲んでおり、山あいの村に生きる人々のエネルギーが伝わってきます。国の重要無形民俗文化財に指定されています。
華麗な扇の舞や力強い掛け合いが圧巻です。美しい房を付けたバチで太鼓を打ったり、切子灯籠を下げた笹竹を持ったり、扇を持ったりと、皆が盛大に踊ります。
日程:8月13日(火)~8月15日(木)
場所:吉野郡十津川村
アクセス:小原・武蔵/南阪奈道路葛城ICから約2時間30分、西川/南阪奈道路葛城ICから約3時間
近鉄大和八木駅から十津川温泉行き、新宮行きバスで約4時間(目的地によって異なります)
盆踊りスポット:小原、武蔵、西川の3地区
公共交通機関を使われる方は、いずれの地区も市街地から遠くバスの運行本数が少ないことに注意してください。上記のアクセス方法は一例です。
瀬戸内海に浮かぶ名勝である岡山県笠岡市の白石島には、白石踊りという特有の盆踊りがあります。いくつもの型の踊りが、謡い手と太鼓を中心に同時に輪をなして広がります。白石踊りは先祖供養のために踊られるだけでなく、雨乞いや雨喜びの感謝踊りの役目も担っています。
白石踊りは、瀬戸内海で行われた源平水島合戦の戦死者の霊を弔うために始まったとされていますが、讃岐・塩飽本島に発生した念仏踊が形を変えて江戸時代に伝わってきたという説もあります。1976年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
優美な踊りが見事です。一つの口説き(音頭)に合わせて何種類もの型で踊られます。男踊・女踊・娘踊(月見踊)・笠踊・奴踊・扇踊など、13種類の踊りが伝わっています。
日程:8月13日(火)~8月16日(金)
場所:岡山県笠岡市白石島
アクセス:JR笠岡駅から笠岡港まで徒歩約7分、笠岡港から普通船約35分(高速船約20分)
盆踊りスポット:白石島の公民館前広場
島への交通手段は船のみです。
「えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイヨイ」という掛け声でおなじみの阿波踊り。本場徳島の阿波踊りは日本三大盆踊りの一つに数えられ、毎年延べ130万人以上が来場する、日本最大規模の阿波踊りです。
400年以上の歴史を持つ阿波踊りですが、起源は定かではありません。一節には、天正14年(1586年)に徳島城が竣工した際、当時の阿波守・蜂須賀家政が入城したことが始まりとされています。しかし、この説には疑問も多く、現在は盆踊りが「組踊り」「ぞめき踊り」「俄」といった民衆芸能の影響を受けながら形作られてきたとする説も有力です。
阿波踊りのハイライトである総踊りは圧巻です。多数の連(阿波踊りのグループ)が舞い踊り、会場の熱気は最高潮に達します。まさに壮観のフィナーレで、熱気溢れる大迫力の踊りは、最後まで目が離せません。
日程:8月12日(月)~8月15日(木)
場所:徳島県徳島市
アクセス:徳島駅前が会場です
盆踊りスポット:徳島駅前周辺
徳島駅および会場周辺は車でも行かれますが、阿波踊りの時間帯は会場周辺に交通規制が敷かれます。近隣駐車場及び臨時駐車場を利用しましょう。
国東半島の北に位置する美しい小島、姫島。西日本を代表する島の「姫島盆踊り」は人気があり、お盆にはたくさんの観光客で賑わいます。「坪」と呼ばれる数ヶ所の会場を、島内各地区の踊りが次々と通り過ぎていく様はとても絵になります。風流で華やかな真夏の仮装舞踏会は、見る人を飽きさせません。
姫島盆踊りは鎌倉時代の念仏踊りにルーツがあり、伝統踊りと創作踊りに分けられます。伝統踊りには、キツネ踊り、アヤ踊り、銭太鼓(ぜんだいこ)、猿丸太夫(さるまんだゆう)があり、地区の子供達や一般の人々によって踊り継がれています。
一番の見どころはキツネ踊りです。島の子供たちが装う子ギツネたちが登場すると、観客は大喝采。子ダヌキチームも負けじと笑いを誘います。他にも花魁姿が愛らしい少女たちや、情熱的な青年男女のアヤ踊りも必見です。
日程:8月14日(水)~8月15日(木)
場所:大分県東国東郡姫島村
アクセス:大分空港より車で45分、伊美港から姫島村営フェリーで20分、姫島港下船すぐ
盆踊りスポット:姫島村中央広場(フェリー広場)と各地区盆坪
国東市の国東港伊美地区と姫島港との間には、姫島村営フェリーの「姫島丸」が就航しています。姫島盆踊り期間中は、終了時刻まで臨時便が運航されます。
1000年以上の歴史を誇る山鹿温泉の山鹿灯籠まつりで披露されるのが千人灯篭踊りです。幾重にも重なる灯の輪が、見る人を幻想的な灯りの世界へ誘います。
灯篭まつりの「千人灯篭踊り」がありました。 pic.twitter.com/SQMhjBqQHo
— eizo_desk_test (@eizo_desk_test) October 16, 2017
千人灯篭踊りの起源は室町時代に遡ります。この時代、山鹿の伝統工芸品である「山鹿灯籠」を頭に掲げた女性が舞い踊る「山鹿灯籠踊り」が誕生し、祭りの代名詞ともいえる「千人灯籠踊り」が生まれました。
山鹿灯籠まつりのハイライトは、フィナーレを飾る千人灯籠踊りです。女性たちが灯籠を頭に乗せ、輪になって優雅に踊ります。千の灯りが舞う様子は実に幻想的です。
日程:8月15日(木)~8月16日(金)
場所:熊本県山鹿市山鹿
アクセス:菊水ICを出て県道16号を経由し約10km (約70分)
JR新玉名駅から九州産交バス(約50分)、山鹿バスセンター下車
盆踊りスポット:山鹿小学校グラウンド
公共交通機関で来場する場合は、バスの本数も限られているので、事前に詳細を確認しておきましょう。
いかがでしたか?日本各地にさまざまな盆踊りがあることをお分かりいただけたかと思います。夏を思い切り楽しみたいという方!この夏の思い出にひとつ、盆踊りはいかがでしょうか?
先日、奇祭&温泉の旅行計画を立てていたら、温泉むすめなるものを発見しました。日本全国の有名な温泉地がキャラクター化されているようでして。最近は戦艦でも動物でも何でも擬人化される世の中なのですね。そして確信したのです。これは近い将来、奇祭の擬人化、「奇祭むすめ」もあり得るなと。氷瀑ちゃんや牛鬼ちゃん、ボゼ美など、妄想が止まりません。
どうも。奇祭ハンターのまっくです。というわけで全国の奇祭がキャラ化される未来に備え、独断と偏見で全国の都道府県からおすすめの奇祭を選び、「全国奇祭47リスト」を作成しました。暫定メンバーなので、順次更新していく予定です。あなたの押しフェスを見つけるのに役立ててもらえると幸いです。
(氷瀑祭り)
北海道 氷瀑祭り/天狗の火渡り(7月・9月)/イオマンテ/オッパイ山祭り/まりも祭り/北海へそ祭り
青森県 はげ頭吸盤綱引き/キリスト祭/おこもり/騎馬打毬
岩手県 すみつけ祭り/蘇民祭/大東大原水かけ祭り/チャグチャグ馬コ/あわしま・こんせい まぐわい祭/水しぎ/けんか七夕/鬼剣舞/又兵衛祭
宮城県 米川の水かぶり/石巻アンバサン/火伏せの虎舞/全国こけし祭り
秋田県 六郷の竹打ち/なまはげ柴灯祭り/天空の不夜城/牛乗り・蜘蛛舞/亡者踊り(西馬音内盆踊り)/飾山ばやし(角館祭り)/金澤八幡宮伝統掛唄大会
山形県 やや祭り/加勢鳥/人間将棋/小玉川熊祭り/化け物祭/日本一の芋煮会/豊烈神社の打毬
福島県 高田大俵引き/高柴デコ祭り(高柴ひょっとこ踊り・高柴七福神踊り)/相馬野馬追い/七日堂裸参り/飯坂けんか祭り/松明明かし/木幡の旗祭り/会津のかんしょ踊り
茨城県 マダラ鬼神祭/馬出し祭/小田祇園祭(大獅子VS神輿)/つく舞/タバンカ祭/大洗あんこう祭/古河提灯もみ/悪態祭り/西塩子の回り舞台(3年に一度)
栃木県 まゆ玉市/間々田のジャガマイタ/那須殺生石・御神火祭/御神酒頂戴式/山あげ祭/じかたまじない/ど田舎にしかた祭り/悪口祭り/強卵式
群馬県 鳥追い祭り(どんと焼き)/春駒祭り/湯かけ祭/吉井どろんこ祭り/渋川へそ祭/ヤッサ祭り/猿追い祭/老神温泉大蛇まつり
埼玉県 ジャランポン(葬式祭り)/平方のどろいんきょ/出来島あばれ祭り/甘酒こぼし(猪鼻の甘酒まつり)/脚折雨乞(4年に1回)/龍勢祭り
千葉県 髭なで祭/和良比はだか祭り(どろんこ祭り)/にらめっこおびしゃ/ばか面踊り(ばか面パレード)/馬出し祭/大原はだか祭/鬼来迎/芝山はにわ祭/大根祭り(あらい祭り)
東京都 雷の大般若/水止舞/佃島念仏踊り/錦糸町の河内音頭/新島の大踊/下平井の鳳凰の舞/東京花祭り/王子の狐行列
神奈川県 チャッキラコ/かなまら祭/笠懸/お札巻き/み霊祭り/面掛け行列/山北のお峰入り
(お熊甲祭)
(杵振り花馬祭り)
山梨県 一之瀬高橋の春駒/天津司の舞/おみゆきさん/お松引き(巨大松飾)/吉田の火祭り/藤切り祭/藤木の道祖神太鼓乗り/無生野の大念仏/安産祭り
長野県 御柱祭(次回は2029年)/野沢温泉の道祖神祭り/やきもち踊り/宮田祇園祭(あばれ神輿)/神明神社例大祭お舟祭り(天狗祭り)/松本かえる祭/御舟祭り/雨宮の御神事/和合の念仏踊り/奈良澤神社大例祭(大天狗の舞)/塩嶺御野立記念祭(日本一短い奇祭)/ささらすり/別所温泉の岳の幟
岐阜県 白川郷の春駒踊り/花奪い祭(六日祭)/燈籠祭り/下呂の田の神祭(豊作予祝祭)/手力の火祭り(4月・8月)/蛭川の竿振り花馬祭り/生きびな祭/ひんここ(春・秋)/郡上踊り/池ノ上みぞぎ祭り/乞食祭り/へぼ祭り/雨宮の神事芸能(3年に一度)
京都府 鞍馬の火祭り/法界寺裸踊り/玄武やすらい祭(やすらい花)/祇園祭あばれ観音/あがた祭り/一条百鬼夜行
大阪府 一夜官女祭/四天王寺どやどや/セルフ祭/やっさいほっさい/西小路天狗祭り
兵庫県 まいそう祭り/古式追儺式/男仮装花嫁行列/愛宕の火祭り/蛇供養/灘のけんか祭り/ネッティ相撲/一つ山(60年に一度)・三つ山(20年に一度)/魚吹の提灯祭り/阿万の風流大踊小踊、内膳の火踊り、弁天祭り(淡路島)
奈良県 おんだ祭/江包・大西のお綱祭り/砂かけ祭り/鎮花祭(はなしずめの祭り、薬祭り)/蓮華会・蛙飛び行事/十津川の大踊り
和歌山県 御燈祭り/雛流し/イノブータン王国建国祭/笑い祭/那智の火祭り(那智の扇祭り)/椎出鬼の舞
鳥取県 蛸舞式神事/若桜神社祭の本面/八朔祭(赤ちゃん泣き相撲)/わかさ祭り(若桜神社祭の本面、隔年)/因幡の麒麟獅子舞
島根県 墨つけとんど/萬歳楽/布施の山祭り(隔年)/ガッチ祭/津和野弥栄神社の鷺舞い/諸手船神事/ホーランエンヤ(10年に1度)/日原の裸神輿(水神輿、きてみん祭)/鷲原の暴れ神輿/布施の山祭り(隠岐)
岡山県 西大寺はだか祭/お船曳き/護法祭/素隠居(すいんきょ)/土下座祭り/べちゃ祭り(塩生神社秋例祭)/井原鬼祭り/白石踊/大宮踊
広島県 ベッチャー祭/久井はだか祭/三次物怪まつり/壬生の花田植え/管弦祭・玉取祭(厳島神社)/小屋浦のマッカ
山口県 闘鶏踊り/通くじら祭/山口七夕ちょうちん祭り/数方庭祭/柳井金魚提灯祭り/鷺舞い/狐の嫁入り/笑い講
(阿波踊り)
福岡県 大善寺玉垂宮の鬼夜/鷽替え・鬼すべ神事/玉取祭(玉せせり)/粥占祭/柳川のさげもん/泥打ち祭/門前真舞祭(太宰府まほろば衆)/こっぱげ面/久富の盆綱曳き(黒鬼)/臼かぶり/玉せせり/おしろい祭/きせる祭/田代の風流/感応楽
佐賀県 十八夜(どてまかしょ、ジャーモン)/小友祇園祭/伊万里トンテントン祭り(伊万里くんち)/どっちゃん祭/鹿島ガタリンピック/バルーンフェスタ/天衝舞浮立/取り追う祭(12月最初の卯の日の前夜)
長崎県 ヘトマト(五島列島)/ 観櫻火宴/脇岬ケンカ祭(脇岬祇園祭)/チャンココ(五島列島)/畳破り/大宝の砂打ち(砂鬼サントーラ)/みそ五郎祭り/平戸のジャンガラ/壱岐キンニャモニャ踊り(壱岐諸島)
熊本県 火振り神事/山王さん祭り/宮地岳かかし祭/植柳盆踊り/この宮踊り/山鹿灯籠祭り/火の神祭り/臼太鼓踊り/東方組太鼓踊り/なれなれなすび踊り
大分県 修正鬼会/別府の湯ぶっかけ祭り/姫島盆踊り/ケベス祭/諸田山神社御田植祭/ひょうたん祭り/木浦すみつけ祭り(隔年)/吉弘楽
宮崎県 日向ひょっとこ夏祭り/倉岡神社のハレハレ(隔年)/ヨイマカ祭り/五ケ瀬の荒踊
鹿児島県 くも合戦/市来の七夕踊/悪石島のボゼ/ヨッカブイ/仮面神メンドン(八朔太鼓踊り)/甑島のトシドン/与論十五夜踊り(与論島)/シチョガマ・平瀬マンカイ(奄美)/諸鈍シバヤ(奄美)/キトバレ踊り・テンテン踊り・ムチモレ踊り(奄美)/ソーメンガブー
沖縄県 サングヮチャー(平安座島)/パーントゥ・プナカ(宮古島)/ムシャーマ(波照間島)/那覇大綱引き(沖縄本島)/獅子神(シーシーガナシー)
愛知県半田市の乙川地区で開催される、「乙川まつり」!
古くは旧歴の正月15日、16日(現在の2月上旬)の一年で最も寒い時期に行われていましたが、現在では毎年春のお彼岸頃に行われており、このお祭りが終わると「知多半島に春が訪れる」と言われています。
最大の見所は、急な坂を山車が駆け上がる「坂上げ坂下ろし」です。
若者の元気な掛け声とともに山車が坂を上がり、下ります。下りは危険が伴うため、より慎重となります。
またこのお祭りの山車は高さ6メートルにもなり、半田型(知多型の山車)の中で最大級の大きさを誇ることでも有名です。
そんな、パワフルなお祭りのSNS投稿をどうぞお楽しみください!
終わった後こんな表情になるお祭り、最高ですね!
山車のサイズ感、伝わりますね!
砂埃でしょうか・・・勢いが目に見えます。
坂下ろしの動画です!ひやひや!
連なる山車は圧巻ですね!
かっこいい!
彫刻かっこいいです!
この角度からも!
整列!
カラフルですね!
掛け声!
夜もどうぞ!
なるほど!
夜!
最前列!おめでとうございます!
最前列?にいます! #乙川祭り pic.twitter.com/IVr2zzBhWJ
— おまつりさくら (@omaturi_sakura) 2019年3月17日
雨上がり、よかったです!
#乙川祭り
逆行だけど雨のあとのお空は綺麗ですね! pic.twitter.com/r51KVT96hz— すず (@suzuha0521) 2019年3月17日
乙川祭り#山車 #山車祭り #祭り #まつり #float #曳山 #地車 #だんじり #屋台 #笠鉾 #半田 #半田市 #愛知 #乙川祭り #半田春祭り pic.twitter.com/9nV3BxHg4z
— 山車研OB (@OB97891064) 2019年3月16日
彫刻が美しいですね。奥行きもあり、、
山車を飾る彫物。
構造的にも彫物でできる表現の幅も広く、観る側の頭の中まで考えて彫られてて感動。#半田山車祭り #乙川祭り #乙川 #山車 #彫物 pic.twitter.com/pki13xjOmd— Mitsuki Sotoma (@mitsuki_123) 2018年3月18日
青い空と山車の色のコントラストが素敵です。
いかがでしたか?
彫刻が素晴らしい山車の坂上り、坂下り。若者たちの掛け声。
是非一度間近で見てみたいですね。
知多半島に春が来ました♪
※トップ画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Okkawamatsuri2.jpg
いろいろあった2018年、オマツリジャパンのスタッフがが勝手に選ぶお祭り総集編ベスト5!2018年はボン・ジョビでの「ボン踊り」や阿波踊り騒動など、数々の話題が巻き起こった「盆踊り」をまとめました!
この「中野駅前大盆踊り大会」は2日間開催されましたが、初日はDJ KOOさんによる「EZ BON DANCE」などのDJ盆踊りが、2日目は即興で流された「Livin’ On A Prayer」がバズり、ボン・ジョビ本人がコメントするほどの話題に!
Hey Japan! We’re looking forward to seeing you guys dance like this when we play on Nov 26th in Tokyo & 27th in Osaka! #THINFStour https://t.co/8oe0JyjPcp
— Bon Jovi (@BonJovi) 2018年8月18日
この意外なコラボレーションが話題となり、地上波テレビの朝の情報番組でも取り上げられるほどでしたが、実際には地方さんの生演奏も取り入れたこだわりの盆踊り大会。
初心者から盆オドラーまで、会場では老若男女が楽しく踊っています。2019年はさらなる盛り上がりが期待されますので、引き続き要チェックです!
オマツリジャパンではこの盆踊り大会の仕掛け人であり、日本民踊鳳蝶流の家元師範でもある「鳳蝶美成(あげはびじょう)」さんにお話を伺いましたので、こちらも合わせてご覧ください!
「2020の夏は盆踊りでおもてなし!」 加熱と進化を続ける盆踊りの仕掛け人 鳳蝶美成氏・矢島友幸氏インタビュー(前編)
「盆踊りで世代を超えた人と人のつながりを生み出したい」 加熱と進化を続ける盆踊りの仕掛け人 鳳蝶美成氏・矢島友幸氏インタビュー(後編)
「桐生八木節まつり」は、群馬県桐生市の夏の一大イベントで、約60万人もの人手で賑わうお祭り。お祭りの最後にはヤグラを囲んでのガンガン縦ノリの大フィーバー状態となります!
このお祭りは、昭和39年に春の商工祭、夏の祇園祭・七夕祭・花火大会、秋の桐生祭などをまとめて行われた「第1回桐生まつり」として開催されたものが、現在にまで至っているものになります。
桐生八木節まつりの目玉は市内各所で開催される「八木節おどり」ですが、「子どもみこしまつり」や「全日本八木節共演大会」・「ダンス八木節」・「ジャンボパレード」など、多彩なイベントが3日間に渡って内容てんこ盛りで繰り広げられます。今年はなんと陸上自衛隊第11飛行隊の「ブルーインパルス」も登場。
横浜の人気飲屋街にて行われる「野毛JAZZ盆踊り」は2014年から始まったジャズと盆踊りのミックスを楽しめる世界でここだけのお祭りです。
そして今年は、メインのジャズ盆(ジャズの生演奏で盆踊りを行なうこと)はもちろん、サンバにジャズにビアガーデンと、おとなから子どもまで楽しめるお祭りとして、大盛況でした。
このお祭りの見どころは、「ジャズの生演奏のもと、オリジナルの曲と振り付けによる新ジャンルの盆踊りを繰り広げている」ことでしょう。この「進化系盆踊り」は、老若男女はもちろん、国籍も問わず、誰もが楽しめる盆踊り大会です。今までの盆踊り大会とは一線を画した盆踊りを体験したい方におすすめです。
今年は何かと荒れた話題が多かった「徳島阿波おどり」。「盆踊り」と言えば一番に挙げられるほど有名なお祭りなので、今さら説明するまでもないと思います。
敢えて簡単にその歴史なりをご紹介すれば、阿波おどりは江戸時代から400年続く伝統があり、開催月の8月の4日間に来る観客数は、約120万だそうです。
徳島阿波おどりの見どころといえば、「街全体が一つとなって踊る阿波おどりの巨大な列」。街そのものが踊っているような壮大なスケール感はぜひ現地で体感していただきたいと思います。
今年は徳島市と徳島観光協会、徳島新聞社の三者対立の話題ばかりメディアで取り上げられてしまいましたが、現場は例年同様に踊り手の熱気で溢れかえりました。次年こそは明るい話題の中で踊り尽くしたいですね!
世間一般の「お坊さん」に対するイメージとは、どんなものなのでしょうか。きっとそれは、「品行方正」「肉や魚は食べず、口にするのは精進料理」という感じかもしれません。もしそのようなイメージをお坊さんに対してお持ちの方ならば、総持寺の御霊祭りに参加すると、カルチャーショックを受けること間違いなしです。
というのも、総持寺の御霊祭りは、やぐらの上でお坊さんがマイクで歌いながら踊るのですが、それがハンパなくノリノリなのです。お寺らしく「一休さん」や「ひょっこりひょうたん島」などの盆踊りを坊主と観客が一体となって楽しみます。
横浜の鶴見にある総持寺で行われる隠れた地元名物ですが、そのオンリーワンの魅力を体感しに全国から足を運ぶ価値があります!
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